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誰でも読みやすい建築本を紹介【こっそりごっそりまちをかえよう。文:三浦丈典 絵:斎藤弥世】


はじめに

実は結構前に読み終えた本である。
今日はこの本の紹介をするに至った経緯と、感想を書こうと思う。
ちなみにこの本のアオリを書くなら、
【沢山の人に読んでほしい、日常のヒント集!】
と言う感じだろうか。


紹介する経緯

ほん-01

先日所属している研究室内でオススメ本を紹介するムーブメントがあり、私は迷った挙げ句紹介せずにそっと画面を閉じた。
取り組みの趣旨は、

「3年生である新ゼミ生が、オンライン授業の期間でも成長できるように」
ということであった。
(ちょっとかっこよく言い過ぎたかな笑)

私は、とても良い取り組みだと思った。
しかし、みんなが投稿した内容は真面目そうな内容の本であった為、私は求められてるのもが違うのか、と感じそっと入力していた内容を消し、画面を閉じたのである。

後日その話をムーブメントを起こした子に伝えると、
「趣味や思考が違う人の紹介だから良いんです」
と。確かにそうだ、と思いやっと今日私もオススメ本を投稿した。

投稿するにあたり、もう一度本を読み返す。
すると、だんだんこのムーブメントをたくさんの人にも体験してほしくなった。
というか「感想や考えた事を話してみたい!」と思ったのである。


本紹介

ほん-02

この本はスターパイロッツの三浦丈典さんが2012年に書かれた本だ。



挿絵が沢山入っており、子どもの遊びの作戦の様な単元から始まってるのでとても読みやすい。
そして、数字に基づく簡単なデータが添えられ考察されているにも関わらず、まるで目の前で話してくれているかのようにワクワクする。
内容は読んでほしいのでここには載せない。
是非ググってみてほしい。

私はこの本を読み終え、思考を伸ばすために作戦でもあると感じた。
ワクワクしながら読み終えるとフツフツと考えが湧いてくる。
建築家の方が作品を通して思考を書いた本が多いのに対し、この本はどちらかというと建築本というより日常のヒント集である。

そして「自分ならどうだろう?」と作戦を考えてほしい。
自分の作戦を発展させ、その作戦を誰かに話してほしい。

私は、きっとこの本はバイブルになるのかもしれないなぁ、と思いながら読んだ。
大事な1冊だからこそ、なかなか紹介できなかったのかもしれない。



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