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創作スイッチ

日々の仕事等はInstagramストーリーでちょこちょこ載せているのですが
なかなかnoteの更新が追い付かず(笑)
リアルタイムな様子はInstagramからどうぞ♪
https://www.instagram.com/meme_huruhuru333/

SNSという機能が増えた事で15年間の私の更新も随分変わりました。
物事が素早く短く発信される便利さの中では丁寧に伝えたい事もフィルム映画の一コマのように一瞬にして流れて行ってしまう時代。
最初は抗っていたとしても巨大な流れに逆らう事は困難な時代ではありますが、こうして立ち止まってゆっくりとした時間の流れをつくれる発信場所もそうした時間の流れが好きな人達も確実にいる事が救いだと思う。

オーダーも一先ずひと段落して時間に空きが出来た3月に入って、いよいよ6月の新作展に向けて創作スイッチが入り始めました。今年は6月と11月15周年企画として展示会を企画しています。

15周年という節目ではあるのですが、10周年の時もそうですが特に派手な事をするつもりはなく、いつも通り年に2回の展示会に、ここまで進んで来れられた感謝をお客様に伝える手段として10年を過ぎて今までの5年間の中で愛芽が得られたあらゆるモノ、コトを作品に込めてその成長や変化をご覧頂き還元できたらと思っています。

作品を通して感謝を伝えたい。ただそれだけ。

長く自身の仕事と向き合えば向き合う程に、拘りやこれだけは譲れないという想いなどがきちんと心に定まってくるのだけど、一方で自分の考えだけを固執させたくないとも思えてくるから不思議。

それは昔見た師匠の姿があるからこそなのかもしれません。
常に謙虚であり年下でまだ彫金の何も理解していない私にも常に対等で、リスペクトを持ち、何十年経っても純粋に学ぶ意欲を持っていた師匠の職人としての姿は勿論、人間性の凄みも学ぶことができた。

本当に凄い人というのは、上から目線になることもないし、わざわざ自分の考えを押し付ける事もない。ましてや自らこれが正しいとわざわざ断言することもしない。何なら他に良い方法あるかな?とどシロートの私にすら相談してくるのだ。

それは正解などは存在せず、自分にとっての答えを常に追い求め、取捨選択をしながら自分で答えを出していかなくてはならないという事をその姿で私に教えてくれたから。
本当に素晴らしい人に出会えたのだなと改めて思う。


…全くとんだ話になってしまいましたが、という事で今年は今までよりもより一つ一つの創作に時間をかけられるように思考を創作時間に費やせるよう創作がスタートしました。

ややストイックに。

テーマは…またお知らせします♪
オーダーのご紹介もまた改めてさせて頂きます🌱

小さな絵を彫る作業


更に細かく浮彫


月の枠にはめ込む


透かし技法



原型完成


完成をお楽しみに♪

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