人生は短いものではない

名著を解説されている、アバタローさんのYouTubeで、古代ローマの哲学者、セネカの「人生の短さについて」という本をご紹介されていました。

我々は皆、偉業を成し遂げられるほどの充分な時間を等しく与えられている。
それなのに、多くの人は時間の正しい使い方を知らず、ただ浪費してしまっている。
なぜ人はお金や土地といった財産は必死で守ろうとするのに、自分の時間という財産に限ってはこうも簡単に他人に差し出してしまうのか。
実におかしな話だ。

人は皆、永遠に生きられると勘違いしている。
終わりの鐘が鳴った時にやりたいことに取り掛かるのでは手遅れだ。
バタバタと忙しくしていたら、人生は急ぎ足で去っていく。

過ぎ去った時間、過去とは、運命に惑わされる事もない、私達が永遠に所有している財産だ。
現在という時間は一瞬であるのに対し、過去はその全てがあなたの所有物となる。
その過去をじっくり振り返り眺めることのできるような、自分のために時間を使える人間というのは、長く充実した人生を手に入れることができる。

それゆえ、いつ最後の日が訪れてもその人はしっかりとした足取りで躊躇うことなく死へと歩み寄ることができる。

自分の時間の使い方、考え方について深く考えさせていただける、素晴らしいYouTubeでした。
アバタローさん、ありがとうございました。

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