「自己は自己を否定しない」を垣間見た
いつからかわからないけど、ずーーーーーーーーーーーーーーーーっと、自分を否定していた。
自分の何を否定しているかわからないけど、とりあえずずっと、自分を否定していた。
なんで否定しているか、何がきっかけで否定しているか
それすらもわからないくらい、わからなくなるくらい、自己否定していた。
頭の中で
「死んでしまえ」
「お前は無価値だ」
「なんの役にも立たない」
その言葉だけが反芻されていた。
でも、今日、少し自己否定が薄くなったかもしれない。
昨日書いた投稿の中で、昔の自分を思い出した、と書いた。
具体的に言えば
「お人好しな自分」
を思い出した。
「そうだ、俺はそんな自分だった」
とりあえず、そう思った。
思い返せば、お人好しな自分のことは好きだった。
あんまり主張やNOは言えないけど、そんな自分が好きだった。
でも、いつからかそんなお人好しなところにつけ込まれ、NOを言えず、少しずつ苦しくなっていき、こんな自分だからダメなんだと考えるようになり、自己否定するようになっていった。
たぶん、そんな経緯。
でも、昨日、昔の自分はお人好しで、そんな自分を好きだった、そんなことを思い出したことで
「もう一回、お人好しな自分に戻ってみよう」
そう思った。
お人好しなことで嫌な思いもたくさんして、そんな自分を守るためにどんどん性格が歪んでいき、人が好きだったのに嫌いになり怖くなり、そんな社会のことも恨んだ。
でも、もう一回、お人好しな、好きだった自分に戻ろう。
そう考えたら、今までの心の葛藤や苦しさが少しずつ薄くなっていった。
自分を思い出し、自分にまたなった。
そんな感覚。
さっき気づいたけど、今日ずっとそのことを意識していたら、ずっと心の中にあった自己否定感が和らいだ気がする。
まあ、まだ少し苦しさはあるけど
でも、お人好しな自分、好きだった自分を思い出したことで、思考も少し変わった気がする。
人が怖いっていう感覚も、見捨てられ不安も薄らいだ気がする。
自分の障害、病気を調べるにあたって、何かの論文で
「自己は自己を否定しない」
そんなことが書いてあったけど、確かにそうだよな、って思った。
わざわざ自分のこと否定するなんて、意味わからんもんな。
でも良かった。
ずっと自分で自分のことを否定していたから、誰に言われるでもなく日常的に自己否定していたから、逃げることもできなくてずっと苦しかった。
でも、そんな日々が終わるかもしれない。
また自分を生きることができるかもしれない。
今は、少し安心しています。
また自己否定する日が来るかもしれないけど、わかんない、そん時はそん時なのかな。
とりあえず、いつまで生きれるかわからないけど、これからの人生はお人好しな自分に戻って、自分の人生を生きたいな、なんて思った日でした。
自分を信じて、人を信じて。
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