失敗した3Dプリント作品よ集え!世界初の「もじゃもじゃコンテスト」開催中
こんにちは、秋葉原で3Dデータ制作と3Dプリントのサービスをやっている株式会社メルタです。
突然ですが、皆さんは3Dプリンターにどんなイメージをお持ちですか?
「ボタンひとつで好きなものができる魔法の箱」
「従来の製造業をディスラプトする革命的な装置」
「そういえば3Dテレビってどこいったの?」
などなど、いろいろな声が聞こえてきそうです。答えは人の数だけありそうですが、実際に使って気付くのは「たまに印刷に失敗する」ということ。
紙の印刷では「かすれ」や「にじみ」が発生しますが、これが3Dプリンターだった場合、一体どんな失敗になるのかというと……
こういう 「もじゃもじゃ」 が発生します。
3Dプリンターはソフトクリームのように素材を重ねていく機械なのですが、うまく下の段に乗らないまま印刷が続くことによって、アクロバティックな「もじゃもじゃ」が生成されてしまうんですね。
もちろん本来の用途には使えない失敗作ですが、その姿はどこか芸術的でもあり。もっといろいろな「もじゃもじゃ」を見てみたいと思い、こんなコンテストを企画しました。
その名は 「もじゃもじゃコンテスト」。
おそらく世界初であろう、3Dプリンタで失敗したもじゃもじゃの頂点を決めるコンテストです。Twitterで募集をかけたところ、告知からたったの3日で50件を超える投稿が集まりました。みんな「もじゃもじゃ」大好きかよ。
たくさんの応募に感謝を示し、来たる 4/18(日) の募集締め切りを前に、これまで寄せられた「もじゃもじゃ」をダイジェストで紹介します!
【シンプルイズベスト】 純粋もじゃもじゃ系
上段:きわむさんの投稿 下段:パリピ般若さんの投稿
「こういうのが見たかったんだよ!」という、THE・もじゃもじゃ。シンプルゆえに発見した時の絶望感も想像しやすく、共感性の高いカテゴリです。スケールの大きな作品が多いのも特徴のひとつでしょうか。
【七転八起のド根性】 だるま落とし系
上段:kj_making さんの投稿 下段:もよぶさんの投稿
印刷の途中でズレてしまったが、なんとか崩れずに最後まで印刷した結果、地層のようにくっきり分かれてしまったタイプ。だるま落としやジェンガ、ないしはトータルリコールを彷彿とさせるアクロバット感は芸術点高し。
【もじゃもじゃ? むしろ時代は】 ブヨブヨ系
上段:みつひでさんの投稿 下段:ぱー助さんの投稿
もじゃもじゃにもなれず、データ通りの形にもなれず。時には3Dプリンタ本体に被害を与えながら、いやに生命感のある塊と化したブヨブヨ系。大阪万博のキャラクターと言い張っても、ギリギリ通用しなそうな仕上がりです。
ハッシュタグは「#もじゃコン」で!
いや〜、豊かすぎるバラエティに心が躍ってしまいますね。Twitterのハッシュタグ「#もじゃコン」を覗いてみると、ここでは紹介しきれなかった大量の「もじゃもじゃ」と珠玉のエピソードたちに出会えますよ。
さてさて、コンテストの締め切りは 4/18(日)。優秀作品にはもじゃもじゃに(無理やり)絡めた商品もご用意しています。これまで「もじゃもじゃ」を生み出した経験のある方は、Twitterよりドシドシご応募ください!
以上、もじゃもじゃを恐れずものづくりに挑む皆様を応援する、株式会社メルタがお送りしました。
それでは、また!
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