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今度は、会いに行ける失敗。「3Dプリンタもじゃもじゃコンテスト」が帰ってきた!

こんにちは、2022年も3Dを全力で推していく株式会社メルタです。私たちは非実体の3Dコンテンツを制作するとともに、3Dプリント事業を通じてこの世に「リアルな物質」も生み出し続けています。

3Dプリント失敗作を集めたら、ABEMA TVに出れた

「魔法の箱」のように思われている3Dプリンターですが、時にはミスも起こります。特に、プラスチックを溶かして重ねるタイプの3Dプリンターで失敗すると、暴走したソフトクリームマシンのように乱れ続け、結果としてこんな「もじゃもじゃ」を生み出してしまいます。

投稿者:有限会社Bダッシュさん

3Dプリンターユーザーなら誰もが1度は味わうであろう「もじゃもじゃ」との出会い。この失敗を糧にし、笑い、共に慰め合うため、「3Dプリンタもじゃもじゃコンテスト」と題してTwitterで作品を募集したところ、2週間で120件もの作品が集まりました。


寄せられた作品の中から、デカさやエピソードの面白さを基準に各賞を決定。想像を超える盛り上がりに「楽しかったね」「また来年もやりたいね!」なんて話をしていたら、なんと2021年末には ABEMA TVでコンテストの様子が放映され、安藤美姫さんを爆笑の渦に飲み込みました。

2021年11月10日(水) 22:00 〜 23:00 放映の「アベプラ」より

「これはマジで第2回をやった方が良いのでは?」という雰囲気が漂う中、突然の吉報が訪れます。

お久しぶりです!元インターンの都(ミヤコ)です。
いま仕事で都内某所のスペース立ち上げに関わっているんですけど、
そこで「もじゃもじゃコンテスト展」をやってみませんか?

詳しく聞くと、新しくできる施設のコンセプトが失敗にくじけない「もじゃもじゃコンテスト」の精神と合致していたとのこと。ABEMA TV でたかぶった気持ちのまま急ピッチでスペースを確保、そして展示をするなら作品が必要なわけでして……


第2回「もじゃもじゃコンテスト」開催決定!

というわけで、「もじゃもじゃコンテスト」が帰ってきました!

告知ツイートにある「なんか凄いこと」というのは、リアルな場での展示を指していたんですね。さらに、コンテストの内容もいくつかパワーアップしております!

① 新ジャンル「実物部門」登場!

第1回ではTwitterで写真を募るだけでしたが、今回は「実物部門」を新設いたしました! 生み出されたもじゃもじゃの【実物】に応募用紙を添えて送っていただくので、大事に保管しておいてくださいね。

さらに、寄せられた作品は(できるかぎり)展示会場でお見せする予定です。それまでの保管場所となる私たちのオフィスを埋め尽くす勢いで、皆さん渾身の【実物】を送りつけてください!

作品を保管するオフィスは既にもので溢れつつありますが、気にしないでください


② 春先に都内某所で展示を実施!

まだ場所を言えなくてモヤモヤさせてしまいますが、かなり素敵な場所をお借りできました。優秀作品の実物やポスター展示を中心に、もじゃもじゃに関するアレコレを詰め込んだ空間を準備中です。

タイミングの問題でわれわれの用意できる限界の展示イメージ

そして、こちらの展示は施設のオープンと同時期に開催。「もじゃもじゃコンテスト」での封切りを決断した、勇気ある関係者の皆様に感謝を!!!


③ ゲスト審査員&スポンサー参戦!

さらにさらに!「もじゃもじゃコンテスト」の精神に共鳴したゲスト審査員の方々や、個人のものづくりを応援したいスポンサー企業さんに力を貸してもらえることになりました。

こちらも随時発表して参りますが、たいへん素敵な皆様にご協力いただけております。おかげさまで各賞の景品も前回よりパワーアップ!しているので、その内容もお楽しみに。(なお、現在もスポンサーさんは絶賛募集中なので、我こそはという方はこっそりメルタにお伝えください  🙇‍♂️ )

※ くれぐれも、コンテストには副産物としてできたもじゃもじゃだけを投稿してください。意図的なもじゃもじゃの生産は機材を傷めるだけでなく、ケガや火災につながる恐れがあるので、絶対に行わないようお願いします。


作品募集とコンテストの公式ページは1月下旬にスタート/公開予定。それまでの間、昔のカメラロールを探ってみたり、知人友人に広めてくださると嬉しいです。今年のコンテストも、全力で楽しんでいきましょう!


✏️ _____________________

なぜ、もじゃもじゃコンテストを開くのか?

3Dプリンターは、なんでも作れる魔法の箱じゃない。

美しい完成品の裏には、いくつもの涙と眠れない夜、
そして多くのもじゃもじゃが積み重なっていることだろう。

我々はもじゃもじゃの美しさ、雄大さ、
その裏にある物語に光を当て、
「失敗の象徴」ではなく「挑戦の証」 として
称え合う土壌を作り続ける。

なぜ、もじゃもじゃコンテストを開くのか?
それは、ものを作る人々の涙を拭い、失敗を讃え、
再び立ち上がらせるためだ。

失敗は、挑戦の証。
大惨事に、 大賛辞を。


第2回もじゃもじゃコンテスト、ご期待ください。


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