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書けない時の対処法~前編~



先日、仲良しのフォロワーさんが
「萌えもあるし書きたい気持ちもあるのに書けない……どうしたらいいんだろ」
と悩みを呟いておりました。

その時にお伝えしたアドバイスを元に、 今日は
創作してる人向けの「書けない時の対処法」の話をしようと思います。

なんで創作編としたかというと、noteやブログの記事とはまた少し対処法が違うな、と思うからです。
noteの記事とかが書けない時のわたしなりの対処方も今度書きますね。


そして予想以上にボリューム大な記事になってしまったので、対処法別に前後編に分けることにしました。


まずは「何故書けないか」を突き詰めて掘り下げる

なにはなくともまずはここからです。

書けないのって必ず何かしら理由があるんですよ。
で、その理由って大抵いろんなものに隠れてしまっていて、すぐ自覚できなかったりする。

なのでまずは、「何故書けないのか」の理由を探るところから始めます。

この作業、自分の感情の言語化という作業をやり慣れないとなかなか難しいかもしれないんですが、頑張ってやってみてください。


まずはこの二択からです。

・書きたくない
・書きたいが書けない

どっちでしょうか?
この時点ですでに自分の本心をうまく認識できてないパターンもあったりするんですが、
とりあえずまずはここから自分の気持ちに正直になってみましょう。


とりあえずどっちか、くらいは分かりましたか?
では、そこからまたさらに掘り下げてみましょう。

書きたくないor書きたいけど書けない理由は何か。

①疲れている(体力的、精神的余力がない)

②進みが遅い。普段のようなペースで書けない

③そもそも推しカプや作品に対するモチベが下がってしまった

④怖い

⑤特定の箇所で筆が止まっている


他にも色々あると思いますが、この辺かな。
必ずしも理由は一つではなくて複合的に発生している場合もあります。

一つずつ見ていきましょう。


①疲れている(体力的、精神的余力がない)

「疲れている」のほかに、自覚症状としては「面倒くさい」「だるい」「眠い」とかもあります。

これはもう食べて寝てください。

体力的・精神的に余力がなくても、衝動やパッションで突っ走る力が沸いちゃうのがオタクだったりもしますが、
それでも限界はあるし、そもそも創作活動って身体が資本なので無茶はしない方がいいです。絶対。


でもそんなこと言ってると、毎日疲れ果ててるから創作する隙間ないんだよ……とお嘆きのあなたへ。

30分だけ頑張ってみるのはどうでしょう。
タイマーをかけて、この30分だけは創作する!と決めてその時間だけ机に向かいます。

その時、たとえ進みが遅くても自分を責めてはいけません。
そもそも疲れてる状態で書こうとしてるんですから、進みが遅いのは当たり前です。
むしろ30分頑張った私偉い! と褒めてあげましょう。

この時に「ポモドーロ法」というのが使えると思います。
25分の作業と5分の休憩を繰り返す作業方法です。有名なので知ってる人も多いかも。
わたしもnoteの執筆とかはタイマーをかけて、このやり方で執筆しています。



創作初心者だったり、慣れてない方は余計に疲れてる時に書くのはしんどいと思います。
だからそういう時はさっさと諦めて寝ちゃう方がいいと思うんですが、
しかし、数をこなして慣れてくると自分のペースや執筆の型のようなものが掴めてくることもあって、
そうなると以前よりは省エネで出来たりもします。

そこまで行くためにはある程度数をこなす必要もあるので、ここは悩みどころですね。

自分の身体と心に相談して、無理のない範囲でやってみてください。


②進みが遅い。普段のようなペースで書けない


これは後述の「特定の箇所で筆が止まる」にも関連している場合もあります。
その場合は技巧の問題なので、筆が止まった時の対処法を見てみてください。(明日更新です)


もしくは、「疲れている」からこそペースが遅いというパターンもあります。
これも前述したとおり寝るか、時間を決めて頑張るかがおすすめです。


他に考えられる理由としては、
「扱っているネタの素材が少ない」とかもあり得ます。

たとえば推しカプの大正パロディを書こうとして、
大正時代の知識が少ないと、そりゃあ書くのに時間がかかりますよね。

インプットが足りないからアウトプットができない。or時間がかかる。
これを解決するには、インプットを増やすという作業をします。



あと、日常のイチャイチャは書けるのにエロになると書けないとか、
エロは書けるのに日常が書けない、とかいったお悩みもよく聞きます。

これもまず第一にインプットを増やすという作業が大事です。
特にエロは特殊なので、読んでないと書けない場合もあります。


あと、最近エロ書くのしんどいな、という声も……まぁそれわたしのことなんですけど……。

これ、年齢のせい? とかいう悲しい説も聞こえてくるんですが、
わたしが思うにこれは「体力の問題」だと思っています。

エロ書くのって体力使うんですよ。だって作中で少なくとも二人(場合によっちゃ一人だったり三人以上いたり)に思いっきり本能をむき出しにした運動させるわけですから。そりゃ疲れます。
そして本能をむき出しにしたものを書く時、書き手もまた同じテンションでいないと書けない。

これは最近のわたしが痛感してることなので本当に断言しますが、
エロがしんどいのは体力不足のせいです。

体力をつけましょう。運動です。少しでもいいから運動しましょう。
マジで……。


体力がなくなるとエロだけでなく、長編も書けなくなると思います。
小説の執筆は体力仕事だって、かの村上春樹御大も言っておられました。
体力、大事。(そのために、やはり食べて寝るという話にも繋がる)


推しカプや作品に対するモチベが下がってしまった


これは二次創作ならいつかは訪れる瞬間ですね。

創作するってやはり体力も精神力も使いますし、
それでも何故創作したいかって言ったら、話を生み出すほどのパッションがあるからなんですよ。

そのパッションの源泉が、二次創作の場合は推しカプへの愛だったり、リビドーだったりするわけです。
その気持ちをガソリンにして動かしていたエンジンだったので、ガソリン供給が断たれれば動かなくなってしまいます。

でも、モチベ下がったな~なんか落ち着いちゃった。
と思っても、実はそれただ疲れてるだけだったり、別の要因で書く気が失せている場合もあるので、すぐに結論を出す必要はないと思います。

少し書くのをお休みしてみて、それでもやる気が戻らなかったら、でいいのではないでしょうか。


一次創作や仕事で書いている場合、モチベの低下は深刻です。
そして二次創作とはまた少し対処法が違うと思うので、これはまた別の記事で書きますね。




ボリューム大の記事になってしまったので、今回はここまで。


後編は、

④怖い
⑤特定の箇所で筆が止まっている


を深く掘り下げて書きたいと思います。





ここまで読んでくれてメルシー♡

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