【熱中症対策】ハウス栽培作業時は水分補給が大切です【対策アイテム】
暑い日が続いていますね。
こんな日は熱中症にかかる人が増えると思います。
特に農業や野外で働く人は注意が必要です。
農業の中には、ビニールハウスでの作業が必要なものもあります。当然ですが、ハウス内は外の気温よりも暑くなります。そのため、熱中症にかかるリスクが高まります。
今回は、ハウスでの作業時の熱中症対策について紹介します。
ハウス栽培作業時は水分補給が大切です
熱中症を防ぐためには、こまめに水分補給をすることが重要です。
長時間野外での農作業では、大量の汗をかいて体の水分が失われ、熱中症になる可能性があります。
このとき、塩分や糖分を一緒に補給できるスポーツドリンクが最適です。
汗をかいたら、作業中でも水分補給し、休憩中でも喉が渇いていなくても少しでも水分を摂るようにしましょう。
熱中症の症状
熱中症という言葉は聞いたことがあっても、どのような症状が現れるのかご存知ですか?
以下に、症状を軽度・中度・重度に分けて紹介します。
軽度
口の中が乾く
めまい
脈拍が速くなる
呼吸が速くなる
筋肉の痙攣
唇のしびれ
中度
脱力感や怠惰感
頭痛
集中力や思考能力の低下
吐き気
失神
重度
言葉がおかしくなる
幻覚が見える
こうならないように、早めに熱中症対策を行いましょう。
症状が軽度の段階で現れたら、水分補給をして少し休憩することが良いでしょう。
ハウスでの作業時の注意点
毎年農作業中の熱中症による死亡者数は約20人程度と推定されています。
特にビニールハウス内での作業中に熱中症で亡くなるケースが多く報告されています。
農業は高齢化が進んでおり、農作業を行っている人の多くは高齢者です。
年をとると脱水しやすくなるため、こまめな水分補給と休憩を挟んで熱中症対策をすることが重要です。
熱中症に倒れてしまうと、管理不足と見なされかねません。
農業では体が資本なので、体調管理は非常に重要です。
オススメの作業時間帯は早朝と夕方です
オススメの対策として、作業時間帯に早朝や夕方を選ぶことがあります。
日中の最も暑い時間帯での作業は、ハウス内が非常に暑くて作業が困難です。そのため、日中はハウスでの作業を避け、比較的涼しい早朝や夕方から作業を開始することをおすすめします。
実際、私も夏には朝の5時ごろからハウスでの作業を始め、午後3時ごろに再開することがあります。この方がハウス内でも比較的涼しく、作業に集中できます。ぜひ試してみてください。
熱中症対策アイテム
最後に、農作業中の熱中症予防に役立つアイテムを紹介します。
以下の2つです。
クーリングハット
前部にメッシュがあり、風を通すことで冷感を感じることができます。また、薄い生地が使用されており、涼しさを実感できます。
空調服
ジャケットにファンが取り付けられており、吹き抜ける空気が首や腕に当たります。風の入りにくいハウスなどの環境に最適で、体感温度を下げることができます。
暑さで集中できない場合などには、これらのアイテムを着用することで暑さに負けず、作業のスピードと効率を向上させることするでしょう。
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