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第21回妄想全国高校野球大会⑦[決勝]
本日はいよいよ決勝戦。
全国の頂点に輝くのはどちらなのか。
これまでの両者の勝ち上がりを確認しておこう。
■松山拓洋(愛媛)
1回戦 7-3 VS 各務原桜麗(岐阜)
2回戦 7-4(延長12回) VS 鹿聖学院(鹿児島)
3回戦 2-0 VS 宇都宮旭(栃木)
準々決勝 6-2 VS 不知火(熊本)
準決勝 7-0 VS 薬師(島根)
■宝来(和歌山)
1回戦 5-4(延長13回) VS 信濃学苑(長野)
2回戦 12-5 VS 尾張光陵(愛知)
3回戦 8-7 VS 開徳(岡山)
準々決勝 10-0 VS 四條畷清風(大阪)
準決勝 3-0 VS 北心館(北北海道)
松山拓洋は愛媛県勢二度目の決勝進出。ここまでプロ注目投手の飴矢を中心に勝ち上がってきた。飴矢は5試合中4試合で完投。3回戦の宇都宮旭戦、準決勝の薬師戦では完封するなど前評判通りの投球を披露している。2回戦の鹿聖学院戦は延長12回まで絡れる試合だったが、1人で投げ抜いたスタミナも魅力。打線は昨年から4番に座る白潟が準々決勝の不知火戦で2本塁打を放つなど、調子を上げている。5番の檜垣は得点圏での打率が高く、チャンスで回したいところ。正捕手としても守備でチームを助ける。投打の力を合わせて愛媛県勢の悲願達成となるか。
宝来は今大会、強敵とのタフな試合が続いた。初戦は第17回大会優勝の信濃学苑を相手に延長サヨナラ勝ち。2回戦は第4回大会優勝校・尾張光陵を相手に大勝。3回戦では第2回大会優勝校・開徳に苦しみながらもサヨナラ勝利。と3試合続けて優勝経験校との試合だった。準々、準決勝では相手を寄せ付けず完封勝ち。投手は右の殿最、左の汐崎の継投が主な勝ちパターンだが、殿最は準決勝で13奪三振完封の快投を見せるなど1人で投げ切る力も充分にある。打線はプロ注目ショート仲川が初戦サヨナラ本塁打を含む3本塁打、4番の九鬼が2本塁打を放っており、クリーンアップの一打に期待がかかる。磐石の布陣で史上最多三度目の優勝を狙う。
■スターティングメンバー
※括弧内の数字は背番号
※丸囲いの数字は学年
※▲は左打ち、◆は両打ち、◎は主将
松山拓洋
1 ニ 渡辺 (4) ③
2 遊 宇都宮 (6) ③ ◆
3 三 清家 (5) ③ ▲
4 右 白潟 (9) ③
5 捕 檜垣 (2) ③ ◎
6 一 正岡 (3) ③ ▲
7 左 戒能 (17) ② ▲
8 投 飴矢 (1) ③ ▲
9 中 高橋 (8) ③
宝来
1 左 雑賀 (7) ③ ▲
2 一 越野 (20) ① ▲
3 遊 仲川 (6) ③ ▲
4 三 九鬼 (5) ③
5 右 曽和 (9) ② ▲
6 捕 贄川 (2) ③
7 ニ 上野山 (14) ② ▲
8 中 岡本 (8) ③ ▲
9 投 殿最 (1) ③
■ベンチメンバー
松山拓洋
(7) ③ 堀江 (10) ③ 村上 ▲
(11) ② 白石 (12) ③ 玉井
(13) ③ 門田 (14) ③ 丹 ▲
(15) ③ 喜安 ▲ (16) ③ 宇高 ▲
(18) ② 茎田 ▲ (19) ② 松本
(20) ① 石丸 ▲
宝来
(3) ③ 汐崎 ▲ (4) ③ 中村 ◎
(10) ③ 森本 ▲ (11) ③ 久保
(12) ③ 北山 (13) ③ 佐武
(15) ③ 和田 (16) ② 古根川 ▲
(17) ② 阪本 (18) ② 湯川 ▲
(19) ① 前地 ▲
■試合結果
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バッテリー
[松] 飴矢 - 檜垣
[宝] 殿最、汐崎 - 贄川
本塁打
[松] 戒能(7回表ソロ)
優勝は愛媛代表・松山拓洋!!
愛媛県勢としては初。四国勢として4県目の全国制覇となった。小雨が降り続く中で始まった決勝戦。松山拓洋は4点差の6回表、檜垣の適時打で2点を返す。7回表には戒能の本塁打が飛び出し1点差に迫る。8回表には檜垣、正岡の適時打で逆転に成功した。投げてはエース飴矢が粘りの投球で154球の完投。敗れた宝来は先制に成功し、終盤まで優位に試合を進めるも序盤のリードを守れず。最終回には1点差まで詰めよるもあと一歩届かなかった。
今回も熱戦が繰り広げられた今大会。
球児たちの熱いプレーがまたひとつ刻まれたことだろう。次の大会も待ち遠しい限りだ。
【付録】
■今大会の本塁打記録
※左から大会◯号、選手名、所属
※末尾の丸囲いの数字は複数打った選手
1 東垂水 (鹿聖学院)
2 小河原 (冠大三) ①
3 土肥 (冠大三)
4 糠塚 (能代中央)
5 米内山 (三沢工)
6 高林 (養學院)
7 花房 (開徳)
8 仲川 (宝来) ①
9 有田 (匝瑳文徳)
10 黒滝 (北心館)
11 諏訪 (上尾学園)
12 磧本 (不知火)
13 石飛 (朱雀学園)
14 川路 (鹿聖学院)
15 小河原 (冠大三) ②
16 佐々木 (冠大三)
17 仲川 (宝来) ②
18 九鬼 (宝来) ①
19 仲川 (宝来) ③
20 白潟 (松山拓洋) ①
21 白潟 (松山拓洋) ②
22 栂瀬 (薬師)
23 九鬼 (宝来) ②
24 戒能 (松山拓洋)
今大会の本塁打:合計24本
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