生き物

終わりの無い絶望に
支配された世界で
一点を見つめたまま
時間だけが過ぎていた
感情も感覚も無い私は
人間とは呼べない
ただの生き物でしかなくて
その生き物を狙う悪者の中でしか
生きる場所も無かった

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