自分なんか生きていていいのだろうか

いつも何かに遠慮しながら生きてきた
自分なんか此処にいていいのだろうか
誰といても何処にいても
自分でいていい場所なんて無かった
自分なんか生きていていいのだろうか
かすかに心の奥で呟いてた声が
今はっきりと聞こえる
どんどん闇に堕ちてゆく私が
一番望んでいたのは
自分が消え去ってしまうことだった
消えてゆく為ならどんなことでもしてきた
誰か一人でも泣いてくれる人がいればいいな
ぼんやりいつも思っていた
もういなかったはずの私が
こんな所にいてはいけない
どこかでそんなふうに思ってたのかもしれない

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