無人島

都会の空中にぽっかり浮かんだ無人島
木の実もなく鳥もいない
草の上に私はひとりまるまって
天使のうたを口づさむ
時々昔をうっかり忘れ
都会を見下ろし期待して
じっくり眺めて選んだ優しいランプに
感電死したりしてる
此処はどんな魔物も踏み込んではこない
ひっそり此処にいるのが好き
澄んだ空気をひとりで吸い込み
見渡すかぎりの青空に
夢の世界を創りだす

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