幸運のバス

私はずーっと幸運のバスを待っていた
バス停でちゃんと並んで
順番を待っていた
いつになったら
私の番がくるのか分からなくても
次から次へと
乗り込んでゆく人達の背中を
何百回も見送った
だけど幸運のバスは
私を見捨てず来てくれた

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