2年前の夏、私の1人台湾が始まった
2018年5月、体調を崩して仕事を長期休職していた私は、1人で台湾に訪れていました。
休職中ほぼ家に引きこもっていたから、自分を奮い立たせたくて、もっとこの国の魅力を発見したくて、前を向いて歩くための第1歩として初めての1人台湾に挑戦しようと思ったのです。
今思えばあんな贅沢な時間は今までもこれからも訪れないだろうな。
初1人台湾の拠点はここスターホステル。
初めてのホステル、しかも合計3週間ほどの滞在。Y地下から出てここにたどり着いたときのドキドキ感は今も忘れられないかも。
長い時間を過ごしたこの部屋と、たくさん中文を勉強したり持ってきたmacで情報収集したり思い出の詰まった机。
スターホステルのキッチン。いつもここの冷蔵庫に飲み物とフルーツを大量に置かせてもらってたなぁ。
時々滞在者さんが、食べ切れないからみんなで食べようって台湾カステラ置いてくれてた時があって、その時初めて食べたフワッフワのカステラ、目が飛び出しそうになった。
謝謝♡とお手紙を書いたり、とにかくここのホステルは愛が詰まっていました。
突然の雨に濡れて帰ってきても、寂しい気持ちになって帰ってきた日もこうやって共有スペースには誰か居てホッとする。確実に救われてたなぁ。
いつも一番上の段でつまずいて転ぶ階段。
この時の長い時間をどのように使っていたかというと、中文の塾(TLIっていう所)に通ったり、前からお会いしたかった台湾在住の方にお会いしたり、そのお友達さんとみんなでご飯を食べたり。塾の先生とお茶をしたり。
こんな時間が30代の私に訪れるなんて思わなくて、始終節々で思わず涙を流すことがありました。
でも5月6月の台湾の湿度は控えめに言って...どれだけ控えめに言ってもすごいんですよ。だから涙は全部湿度と共に蒸発していきました。
観光はほぼ台北、最後の日に日帰りで台中に行ったぐらいです。
でもどれだけ日数があっても台北の行きたい場所全部は制覇できなかった。
この溶岩ケーキは当時インスタグラムでめっちゃ流行っていて、どんなもんだろうと食べにいったら、見た目のインパクトはやっぱり凄かった。
可愛いし芸術品だし...。
でもなんでだろう、胃もたれがすごかった。写真にはそんなこと映らないからおもしろいね。
閉店ギリギリに滑り込む光華商場。
塾で知り合った、仲良し2人組に連れてってもらった陽明山。
隣の2人がとても仲良しだったから、この先どうなるのか気になって私までドキドキしてしまった(笑)。
またあんな時間が訪れるかな。
1人で行ったとしても現地で沢山の出会いがある。
本当にいろんな人がいて、みんなそれぞれにストーリーがあって、私もその誰かの思い出の隙間にちょっとでも刻まれるのかな...とか、今もどこかで元気にしているかなって時々ふと思い出したりとかして。
また会えたら良いな。
それまでに私はもっとパワーアップしないといけないな。
フェイバリット台湾
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