英語を勉強中のあなたへ。19歳の私からのアドバイス。

先日部屋の片付けをしていたら、ハワイ留学を考えていた高校時代の同級生宛に書いた手紙が出てきました。ぎっしり書かれた手紙を読んで、当時の英語に対しての想いが伝わってきて懐かしくなりました。

送りそびれた友達への手紙。。。

20年以上の時を経て、英語を勉強中のあなたへ送ります。

つたない言葉で綴られた19歳の私からのメッセージ。

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Dear Mika,

Hi, Mika! How are you? Good, I hope. Thank you for your letter.

I’m glad to hear that you like Blur. I love music, too!

私のお母さんは洋楽好きなので、私は80年代の洋楽を聞いて育ったんだけど、音楽好きなのも英語好きなのも、こういう環境に育ったからだと思います。

私は小学生の頃マイケル・ジャクソンの大ファンで、特に4年生から6年生の時は、マイコーばっかり聞いてたのね。その時は日本語訳の歌詞カードとか持ってなかったから、いつも「何て歌ってるんだろう」って知りたくて、それが英語を理解したい、話したいって思ったきっかけだったと思う。

外国人といつか話せる日をずっと夢見てきたけど、それがだんだん現実になっていって本当にうれしいです。

でもいきなりそうなったんじゃなくて積み重ねだと思う。

基本的に私って好きなものは本当に好きで、嫌いなものは本当にイヤなのね。誰だってそうだと思うけど自分の周りを好きなもので囲みたいじゃない。って言うか好きなことだったら自然にやってるし、集めてるし、でしょう？

私はたまたまそれがEnglishとMusicだったんだよ。

私ね、高1のときQueenに出逢ってから、毎日って程 Queenの歌歌ってたのね。持ってるCDには日本語訳もついてたから、歌詞カード見ながら聞いてたらやっぱり覚えてくるでしょ？ それで、毎日歌ってたから歌詞も意味も覚えてる歌がだんだん増えてきて、それから簡単な歌だったら訳見なくてもわかるようになって、歌からいろーんなこと学べたよ。Listeningの練習もできるし、発音練習にもなるし、いろんな言い回しも覚えられるし。

でも私がListeningができるようになったのは、高校のとき週1で通ってた英会話教室でだと思う。そこには同級生とか知り合いばかりいたから恥ずかしくてあまり話せなかったけど、Listening力はついたと思う。スピーキングがまだまだだったから英会話の本を買って家で読んだりしてた。

しゃべれるきっかけになったのが高2のとき交換留学でHawaiiへ行ったことなんだけど、そこで初めて同年代が話してる英語が聞けて楽しかった反面、自分がもっと話せたらよかったのにって悔しかった。でもHawaiiではいろんな刺激を受けて本当にいい経験をしたよ。高3の6月にハワイから留学生が来たときも、みんなで遊んだりおしゃべりしたり本当に楽しかった。

去年の4月から語学センターに行くまで、外国人と話すチャンスがなくて英語で手紙を書いたり、英会話本読んだり、いつも通り洋楽の歌聞いて歌ったりしてたんだけど、やっぱり去年の7月にアメリカ人の彼に会ってから私の英語力はグーンと上がったと思う。1ヶ月もしないうちにアメリカへ帰ってしまったけど毎日電話で1時間くらいしゃべってたし、週末は会ってたし、やっぱり自分のこといっぱいわかってもらいたいし、たくさん伝えたいことがあったから頑張ったよ。

それから9月頃に行った祭りでパフォーマンスしてたカナダ出身のバンドのボーカルと友達になれて、私の友達とその人の間に入って通訳みたいなことしたのね。自分でも不思議なくらい普通にしゃべれてて、そのとき自分に会話力がついてきてるんだなって実感したよ。

それから2ヶ月くらい外国人と交流がなかったんだけど、11月の最後らへんにまた何人かと友達になったよ。でも彼らはスラングばかり使うので言ってることがよくわからなくて難しい。今までしゃべった人たちはみんな言葉もきれいだったし、話しやすかったけど、彼らの話の流れが早くて、おまけにスラングだから全部は理解できなくてあまりしゃべれないよ。。

それで会話力が落ちてるって落ち込んだけど、最近高校に英文の成績証明書と推薦書を取りに行って、外国人講師の先生に会ったのね。それでいろーんな話して自信を取り戻したよ。スラングは難しいって話したら、「じゃあ今度スラングが載ってるものコピーしてあげるよ。」って。

何か何が言いたいのかわからなくなってきたけど、一応参考になるかなと思って書きました。

あとね、毎日英語を「書いて」「読んで」「聞いて」「声に出す」ということを続けるといいと思うよ。

この4つはとても大切なことだと思う。

私もね、暗記は大の苦手だよ。

単語がズラーっとあって「覚えなさい」って言われたら覚えられないよ。中学校まではただ教科書を読んだり写本したりするのが好きだったから教科書に出てくる単語くらいしか覚えていなかったけど、高校からは読んでてわからなかった単語を調べたりとか、ふと耳にしたり目についた単語を調べたりして覚えていったよ。

自分が読んでる本の内容を知りたいから調べるし、自分が知りたい単語だから自然と覚えていくんだと思う。

それで1つ言いたいのは、

やらなきゃいけないからやるんじゃなくて、自分がやりたいからやる。

ということ。

私は今まで英語を理解したいし、話したいし、書きたいし、うまくなりたいから英語をやってきたんだよ。

それがもし誰かにやりなさいって言われたことだったら、とっくの昔にやめてたと思う。私は英語と音楽に囲まれてるとき程幸せなことってないと思う。

それとたぶんいつでも英語に対して常にアンテナを張りめぐらせてる。英語に対してはすごく敏感だし、わからないことや気になったことだったら単語でも文法でもすぐ調べる。だから英和辞典と和英辞典は私の親友みたいなものだよ。とてもお世話になってる。

最近は書いたり、読んだりするより、聞いたり話したりするのに関心があるから、調べることっていったら、そのとき必要ですぐ使う単語なのね。だから比較的覚えやすいかもしれない。でもすぐにまた忘れてしまうから、また調べて、のくり返しだよ。

それとね、いつでも小さいメモ帳みたいなものを持ってたほうがいいと思うよ。

NHKの英会話の番組とか面白いから見てるんだけど、ためになるような文とかいっぱい出てくるからメモったりとか、外国人と遊んだりしてて知らない単語使ってたら意味とスペル聞いてメモったり、とっても役に立つよ。

お互いこれからも頑張ろうね。

Mikaはダイアリーを1年間毎日書いててすごいよ。ものすごい力ついてると思うよ。

Listeningは慣れだから、毎日聞いてたらわかるようになってくるよ。でも1番いいのは、きれいでわかりやすい英語を話す外国人の友達を作る or んー、何だろう。とにかく少しでも多くNative speakerの話を聞く時間を持つことかなぁ。とにかく地道にコツコツ続けてれば、必ず聞けるようになるし、話せるようになるから頑張って。

あとね、Hawaiiのことなんだけど、前にも言った通り、Hawaiiは移民の島だからいろんな人種の人がいるのね。その分いろんな訛りの英語が話されているみたい。

例えば、Mikaが外国人だとして、日本に日本語を勉強しに来るとするでしょ。その時、標準語が話されてる東京に行くか、関西に行くかってことじゃない？その人の価値観によって違うと思う。

でもHawaiiはものすごくいいところだよ。優しい人ばかりだし、治安もいいし、住むには最高の場所だよ。私もまた行きたいなー。

私はね、はじめシアトルは日本人多いから行きたくなかったんだけど、シアトルの英語はきれいって聞いたから決めた。それに治安もよくてとってもいいところらしいので。今は I can’t wait to go. って感じ。シアトルに着いたらまた手紙書くね。語学学校での勉強頑張ってね。

Take care, Mika ❤️

Love,
Melina xx