見出し画像

洋書『Dear John』を読み終えた。

ここ数年、読書スランプに陥っていて、本が読み終えないでいた。

ネットで毎日何かしらたくさん読んではいるけれど(英語と日本語で)本となると、何故か進まない。

去年あたりから、英語のボキャブラリーをもっと増やしたいと思って、イギリスで生活している日々の中で見聞きした新しい単語や表現などをiPhoneのNoteに書き込んで、その場でオンライン英英辞典で調べ、単語の下にその単語の意味のリンクを張り付けるということをコツコツ続けているけれど、先月にあることがあってから(別の機会に書きます)違ったアプローチで語彙力を増やそうと思った。

洋書を読むこと。


我が家の7歳児の宿題の本読みや、ベッドタイムストーリーなどで子供用の洋書は毎日触れて/読んでいますが、大人向けの本ということで。

日本語の本でさえも、ここ数年まともに読めていないのに(読みかけの本が何冊かある)少し気合を入れて手に取った本は、夫が数年前に読んだ本。

画像1

Anageriaという名の特殊なコンディションを持っていて、見た目は41歳なのに、400年以上も生きている人の話。

気が向いたときや隙間時間に読むようにしてはいたものの、これもなかなか進まない。。47ページまでは読んだけれど。

チャプターごとに、例えば3週間前のスリランカにはじまり、2週間前のロサンジェルス、現在のロンドン、1623年ロンドン、現在のロンドン、1860年ロンドン。。。などと、時代背景がコロコロ変わることや文体も関係しているのかもしれない。読むスピードも遅いし、毎日は読んでいなかったので、日を開けて読みだすと、前回読んだ内容をあまり覚えていないこともあって、なかなか話に入りにくい。


そこで先月、町のハイストリートにあるチャリティーショップで買ってあった別の本を読みはじめた。

私のお気に入りの映画のひとつ『The Notebook』(邦題:きみに読む物語)の原作を書いたニコラス・スパークス著の『Dear John』。

画像2

そしたら、読むスピードが全然違った(笑)私好みの恋愛小説だったからなのか、内容がサラサラサラっと入ってきた。

いつもより床に早めについて読書する時間にあてていたんだけれど、10日くらいで読めた。

1日最低約20ページ(2チャプター)は読んでいて、最後は50ページ近く一気に読み上げた。平日の夜だったというのに、最後はどうなるんだろうと気になってしかたがなくて、2時半まで読んでいた。


文体の相性も合っていたのかもしれない。主人公ジョンのサヴァナに対する気持ちがうまく描写されていたし、男の人側の愛する女性に対する心の中を見られるのは新鮮でもあった。

知らない単語が1ページに1つ2つあるかないかくらいかだったのも、読みやすかった理由のひとつ。

字も『Dear John』が大きめだったし。

画像3


いつもだったら、何かを読んでいてわからない単語があると飛ばして読むのを、ボキャブラリーを増やす目的で読書を再開したこともあるので、iPhoneのNoteに書き留めた。

この本のように読みやすい本をいくつか読んで、それから違った内容の本もどんどん読んでいこうと思った。







この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?