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その日々を忘れないように・20/06/06-20/06/19

20/06/06 タイプじゃないイケメンに会う日
 目の保養。
ちょうど良い男前はそこそこに必要だ。
隣りの芝の色は気にする程度で。

20/06/07 百貨店の日
 無印良品のはかまパンツを買った。
ブーツカットやガウチョには興味ないし、持ってなかったので、しっかり太くて(遠目から見たら袴そのもので)新鮮。
野田洋次郎ごっこができる。
歌でいうと「大好物はね、鶏のあんかけ!」の頃が一番好き。
3、4枚目のアルバムは今でもたまに聴く。

20/06/08 水ようかんの日
 夜な夜な『殺し屋1』を読む。
ドMヤクザという設定は私の性癖をがっつり抉りにくる。
症例として、
①垣原がピュアな乙女に見えてくる
②可愛いって声に出して呟いている
などが挙げられる。
(相当腐女子を拗らしてる人間にはありがちなことだ)
この恋が実るのかどきどきしながら読んでいるので最早少女漫画と言えるのではないか。

20/06/09 冷製パスタの日
 前提として薄味料理人のため、食事中の調理(味変)はしょっちゅうである。
今日は塩っ気が足りないのとパスタと具材の馴染みが悪いのでマヨネーズと醤油かけた。
まあ、なんとか味はまとまったがこれじゃあフォークで食べる洋風の冷やし中華みたいだと思った。
洋風なのか中華なのかはたまた醤油で和風なのか……どういう気持ちで食べたら良いのだろうかと冷静に考えてみる、がしかし!
ここで冷静が冷製(パスタ)に掛かっていることに気づき、萎えた、以上。

20/06/10 不定の雨が止み半月が上る日
 パーマをかけた。
友人でもある美容師が楽しげに私の髪に巻きつけたロッドを外していた。
良い仕事を目の当たりにできることは幸せだ。

20/06/11 『殺し屋1』読了の日
 今週から1日1冊(文庫版)で読んでいて今日が最終巻。
グロテスクのオンパレードで目を背けたくなる描写ばかりだけど、読みきれた要因の一つには登場人物たちに美学(相当歪みまくっているけど)があったからではだと思う。
特にジジイと垣原。
映画版ではジジイの思惑が端折られてたけど、漫画版ではしっかり描かれていて良かった。
あと垣原的にはハッピーエンドで私も嬉しい。
何年かに一度読み返す程度には好きな作品カテゴリに入れておこう。

20/06/12 お子さまセットの大人版を作る日
 ハンバーグのたねを仕込んでから出勤。
チキンライスじゃあ物足りないからオムライスにして、付け合わせにはフライドポテトは欠かせないし、タコさんウインナーだって入れちゃおう。
大人のお子さまセットにルールはないなどと考えながら楽しく作ることができた。
家事の一つである料理、とは別の楽しいおままごと遊びのような時間だった。

20/06/13 ホムパの日
 人を呼んで自分の飯を食ってもらって得れる共感に酔う。
この夏の必須アイテムは水ナス!
親の仇のように見つけたら買うつもり。

20/06/14 眠る日
 『麒麟がくる』が放送休止になるので代わりの大河特集なるものを観る。
渡辺謙って20代からあんな雰囲気を出せるんだと関心。

20/06/15 ボードゲームの日
 仕事が明けてからイベントで2つ隣りの市へ。
「ホッピン・ガレージ」というビールづくりのゲームをビール片手に楽しんだ。
イベントのきっかけはふわっとした思いつきの延長上にある私の一言だったけど、月曜日から7人も集まってくれて言い出しっぺとしては嬉しい限り。
それもこれも思いつきをかたちにしてくれた企画屋さんと場所を貸してくれた店主さんのおかげである。
こういうときばかりは言うてみるもんである。

20/06/16 皿うどんの日
 きゃべつ1/4と賞味期限切れのソーセージ、持て余したカット済みのにんじん。
冷蔵庫の残り物をまとめて皿うどんの具にする。
片づいた!という充足感。
家事スキルが上がったと錯覚するくらいには上出来な晩ごはんだった。

20/06/17 カレーの日
 父はカレー作りが好きでよく作っては実家に帰ったときに「また食えよ」と持たせてくれる。
使っているカレー粉は知っていたので再現する。
味の再現というのはなかなか上手くはいかない。
今回も何か足りないなー、と思いながら作った。
父のカレー以外にも母のお節、祖母の南蛮漬け、義母さんの水ナスの漬け物……記憶の中の「あの味」は近くて遠い。

20/06/18 海鮮丼の日
 食べることばっかり書いている。
海鮮丼を酢飯にしたいのは私だけではないはずだ。

20/06/19 記事冒頭のタイプじゃないイケメンと飲む日
 彼は陶芸作家である。
今の家で使う茶碗を買ったのがきっかけだったが、売る人/買う人の立場以外のところでお会いすることが多く、聞いてみれば最寄り駅が同じのご近所さんである。
年が近く、美味しいものが好きで仲良くさせてもらっている(と勝手に思っている)。
クリエイティヴな職人気質の人というのは私とは程遠い人種なので、とても気になる存在だ。
好意にも近い憧れ。
そこに性別など入る余地は全くない。
ただただ「良い奴」として認識したいし、認識されたい。


ま/と/め
 イケメンで始まり、イケメンで終わる。
狙ったわけではないがそんな感じの2週間になった。
電車の中で振り返りながら書くのも悪くはない。
これから隣りの県の友人宅で久々の飲み会。
お楽しみはまだまだ続く。
読んでくれてありがとう、ではまた来週。

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