割れた茶壺 (2024年4月の日記)
あれは高校生ぐらいの時だっけ。
結婚式の引出物かなにかで我が家に舞い込んできた MARIAGE FRERES の MARCO POLO に脳天かち割られるほどの衝撃を受けてからというもの、お茶にハマり続けている。
丁寧に紅茶を淹れてそれを舌に触れさせた瞬間、朧げな印象派の絵画のような、しかしオリエンタル調でどぎつい彩色のイメージが脳裏に浮かんだあの時を皮切りに、紅茶のジャケ買いを重ねながら自分の嗜好の方向性を探っていったり、時には緑茶・ハーブティー・プーアール茶・ルイボスティ