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緑に甘えて (2024年5月の日記)

烏の目線で地上を見下ろした時
断崖絶壁で花を咲かせるツツジに心打たれた時
山頂から雲立ち込める山々を眺めた時
酸味の少なそうな野苺を求めて藪を掻き分けた時
変な葉っぱの植物を見つけてこれは何だろうかと笑いあった時
ハエ媒の花に鼻を突っ込んで激臭に悶えた時
そこら辺の木の棒を握りしめて筍を掘り返した時
熟女のようなスコッチを片手に共振した時


俺はもっともっと、緑に甘えながら生きていたいと思った。
そのためにはもっともっと、理解を深めていくことが必要だと思った。


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