「メリーポピンズ」2022-何もかもパーフェクトな舞台❣️
ご機嫌よう✨
ミュージカル大好きメリアです。
四年ぶり待望の再演「メリーポピンズ」を観てきました‼️
マジカルで美しい感動のステージ(*´-`)
初演時から多くの方々が感想を書いてらっしゃいますから、こちらでは独自の視点で、作品の大きなテーマについてアナライズp(^-^)q
🥄お砂糖ひとさじで🥄
✴️メリー🆚ミス アンドリュー
ミスアンドリューとは、バンクス家の家長ジョージを育てた厳格な子守り。
ジョージが子供の頃、多忙な彼の両親と面会できるのは週に一度だけ。
ジョージはミスアンドリューに育てられた。
メリーが姿を消したため、ジョージの妻ウィニフレッドがミスアンドリューを探し、子供たち(ジェーンとマイケル)の子守りを依頼。
☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡
ミスアンドリューの子育て方法は、お仕置きとして苦い「解毒剤」を飲ませることで、子供たちの行いを正し、大人に都合の良い子供に仕立て上げること。
つまり、恐怖で子供をコントロールするのが、ミスアンドリュー流の子育て。
☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡
メリーの子育てでは、どんなことにも楽しい要素を見つけ、ゲームのように楽しむことを教える。
お砂糖ひとさじ(=楽しむ気持ち)があれば、魔法をかけることができる。
子供の自発性を引き出すのがメリー流の子育て。
ミスアンドリューは、まるで鬼瓦のような形相で、ジョージと子供たちは恐れをなし家出するほど。
バンクス家に戻ってきたメリーがミスアンドリューを撃退し、一件落着。
✴️ミスアンドリューが去ってから
はたして、ミスアンドリューに育てられたジョージは、勤勉ではあるが家族を省みず、家では暴君のようだった。
子供たちの話はきかず、妻のウィニフレッドのことも、どこか馬鹿にしていた。
上流階級に憧れ、ウィニフレッドをたきつける。
ウィニフレッドは、ジョージの期待にこたえ、上流階級に相応しい〝妻〟であろうとしたが、いつも空回りで自信をなくしていた。
しかし、ミスアンドリューの登場で、ジョージの寂しい子供時代を知り、ジョージを理解し、手助けになりたいと思い始める。
🌠問題の根本は?
メリーは「お砂糖ひとさじ」=「楽しみ」を見つける〝ゲーム〟をすることで、物事の表面ではなく内面を見ることを子供たちに教えた。
そして、子供たちに仕事の失敗で落ち込むジョージを助けるように諭す。
子供たちは、ジョージに暖かいことばをかけ、自分たちのお小遣い(6ペンス)を差し出す。
メリーは、問題児の子供たちの子守りをしながら、本当に助けが必要なのは彼らの両親・特に父ジョージだと見抜く。
魔法を使いながら妻ウィニフレッドの自信を取り戻し、ウィニフレッド・子供たちをつかってジョージの頑なな心を解きほぐしていきます。
メリーのように、〝楽しさ〟をベースにして生きるか🙄
ミスアンドリューのように〝恐れ〟をベースにして生きるか🙄
どちらを選びますか?
🌠どんなことだってできる!あなたが邪魔しなければ!
2幕の最後に幾度も繰り返し放たれるこのフレーズ。
望みを放ったら、それが叶うのを容認する。そうしたら、どんなことでもできるのだと、私は解釈しました。
長い文章をお読みいただき、
ありがとうございます🍀😌🍀
よろしければ、サポートお願いします🙇はげみになりなす