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【詩】嘘つき

白金のお城みたいなレストラン
シャンデリアがゴージャスに輝いて
服がシャンデリアに追いつかなくて
惨めに思えて
「誰が、こんなシャンデリアに合うような服が着れるのよ」
と呟いたよね

ソムリエが来てワインの説明してたけど
わからないこといっぱい言われて
隣の友達が答えるのを聞いて
「ワインを飲んで酔う私、
そんなことわかってもどうしようもない」
と心のどこかで思ってたよね

ビーフ、フォアグラ、キャビアが並ぶテーブル
美味しいかどうかもわからないけど
「美味しい!」とテレビや雑誌が言うから、
なんとなく美味しい気がして
「美味しいね」って言たよね

高級料理を「美味しい~」と言いながら、
品もマナーもなく
ひたすら食べ続ける友人達を見て
「ポークになって、前のテーブルに並ばないでね」
と言いたかったよね

酔った女が4人で話すこと
エロい話しを下品なまでに語る3人
「好きにやってよ。私はあんた達の行為に興味はないね」
と思いながら顔は微笑んでいたよね

こんなことが本当に好きなの?
どこまで嘘つくの?


遠い昔に書いた詩ですね。
こんな生活を送っていた時があったな〜と…笑

友人達は「Sex and the city」の世界に入り込んでいたようで…
笑えます。

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