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【詩】ひらりふわり

ひらりふわり
微かな風に乗って
粉雪が踊る

ひらりふわり
極寒は折角散歩に行こうと思ったのに
その気持ちを上手に躱してしまった

ひらりふわり
散歩に行かなかった憂さ晴らしに
筋肉を鍛えてみた

ひらりふわり
現在室温5℃
爪先だけが痛感している

ひらりふわり
温めたパンを貪る
最後のふた口は冷めちゃった

ひらりふわり
薄雪舞う畦道から農耕車が
がたりごとりと春の支度

ひらりふわり
換気扇に煙が吸い込まれる
火種は冷たい程美味しいのよ

ひらりふわり

ひらり

ふわり

冬仕舞 別れ粉雪 白煙と

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