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「自覚」

 昨日の幸せな疲れを引きずりつつ、割と早い時間に目が覚めた。アプリで時刻を確かめたところ、起床時刻は五時四十三分。小川沿いを散歩し、いつもの公園でジャングルジムに登って一服。表題の写真はその時に撮ったもの。

 今日は夕方から夜にかけて野球のナイター試合があった。自分の成績といえば、一エラーに三振一打席。言い訳になるが、西日が眩しくてバウンドに合わせられなかった。その後フライを一つ落とさずに取れたのでトントン、じゃだめかな。笑
 やはり、本職はバスケットボールだったので経験不足が際立つ。上から落ちてくる打球にはある程度対応できるが、ゴロを捌くのがとても苦手。バスケでボール転がってくることなんて滅多に無い上に、野球ボールなんてバスケットボールより遥かに小さい。痩せたお陰でかなり動けるようになってきたが、それでも主力には程遠い。
 何より悔しかったのはランナーコーチャーで迷った瞬間。ランナーも野球は初心者だったので何とも言えない場面ではあったが、結果ホームを踏めずにアウトになってしまった。
 俺から見てだが、あの場面は百パーセント「行ける」と思う場面ではなかった。七十パーセントくらいだった。少し迷って「GO」を出したが、やはり迷った時点で駄目だった。
 メンバーの中でも論理的に野球をするチームメンバーからは、「あそこは走らせる場面じゃなかったね」と言われ、近所の後輩からは「一パーセントでも迷ったらストップさせるべきだね」と言われ、同級生の監督は「走らせて良かったんじゃない」と言われた。STOPでもGOでも正解であり、不正解とも言える際どい局面だったが、改めて経験不足が浮き彫りになったと感じた瞬間だった。
 試合自体はサヨナラ勝ちだったので結果オーライだったが、チームに所属している以上、試合に出してもらえるからには貢献できるよう頑張っていきたいなぁ。

 晩御飯は、炒飯の予定だったが麻婆豆腐の素が余っていたので麻婆炒飯。野球後、閉店間際の行きつけのスーパーで安売りしていた厚揚げ豆腐をぶち込んで、我ながら素晴らしく美味しい一品に仕上がった。

炒飯。既に成功。
そして麻婆豆腐をかけた。鬼ウマの極み。
発泡酒が進むこと進むこと。

 明日は復職トレーニングが入っているが、お上の「無理しないで、休みたかったら休んでいいからね。」の言葉に甘えて休ませてもらおうと思う。数日涼しい日が続き、気圧も下がって妙に調子が不安定なのと、純粋に疲労が滅茶苦茶溜まっているから。無理はしない。復帰してからその分頑張りゃいい。お許し下さい。

 気圧の乱高低に弱く、気分が上がったと思えば妙に下がる。薬で抑えられている(であろう)為、以前のように派手に下がって絶望に染まることは無くなりつつある。しかし、こういう妙に下がっている時は過去の色々を思い出してしまうものである。

 とは言っても、つい先程まで仲良しグループで通話してしこたま笑ったので、特別落ち込んでいる訳ではない。何となくセンチメンタルを感じるだけである。狂乱の宴はいつ開けるかなぁ。ほんと、嫌な情勢ですこと。

 色々思い出してしまったので、今日はこの曲で〆。

 「Underwater Love」。俺は勝手に少し言葉を変えて「深海の愛」といった風に捉えている。数ヶ月から数年前を思い出してしまう。水面上で感じているものと、深海で感じているものは違ったのだよ。結局上手くいかなかったけれど、それで良い。自分の行動に後悔は無いのだから。

If I could be the key
I would have won
Ooh, you give me underwater love

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