【詩】「凍朝」
昨晩
エアコンを切って寝た
憂鬱に支配されたが故
今朝
室温は七度
普段の三分の一
悴む指先で筆を進めた
陽昇
徐々に薄ら明るくなっていく
心は夜のまま
世界と社会に朝が来る
乾渇
温めた烏龍茶
今やすっかり冷めている
物理的には潤っても
精神的には渇いたまま
救いの何かは何処にある
音楽 小説 漫画 娯楽
何れも試すが乾いたまま
凍りついた朝は何時やって来る
夜明けの地は何故見つからない
探しても探しても見当たらない
そしてまた 凍てつく心 白鷺よ
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