【私/詩-情】SPARK

昨晩の月はそれは見事だった
今宵の満月は更に美しかろう

理想に心身を委ね
格好をつけて言うのであれば
拡散希望等と言いたくは無い
自分が浮かべた言葉を綴って
その言葉が認められるような
そんな物書きに私はなりたい

だが現実に眼球を向ければ
名も無く認められた力も功績も無い
そんな物書きの言葉は評価されない
そもそも読んで貰えている事が奇跡

それでも、本音を丸裸にして良いのなら

読んで貰いたい
評価をされたい
是でも非でも良いから
一人でも多くの人に読まれたい

「素敵な表現です」
と言われれば口角は上がる
「つまらない駄作だ」
と言われれば傷はついても
より高みを目指す糧になる

どうか、どうか
私の綴る駄文を読んでは頂けませぬか

そう長くないこの先に
少しでも何かを残したいのです

読んで頂けたならば
言葉でも、合図でもいい

届いた証を私にください

どんな形になるか分かりませぬが

読んで頂けたなら

微小でも、ご恩を返させて頂きます。

どうか、よろしくお願い致します。

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風木 愁