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おやすみ日記 2月後半

noteでは何かひとつのテーマに絞ってつらつらと綴ることが多くて、ずっといろんな方の日記に憧れていた。誰かのたわいもない、けれど愛おしい日々がすきだ。わたしの休日もそうあってほしい。そう思って、いつまで続くかは分かりませんが、気が向くままに覚えているかぎり、綴ろうと思います。好きなところだけつまみ食いしていただけたら幸い。
2月前半の日記はこちらから。

🥙

2月20日
前回の日記にも書いていた通り、3回の検査を経て無事濃厚接触者を脱出。やっと仕事復帰。と思いきや振り替え休暇でこの日がお休みに。なんなら明後日また休み。ここ1週間、仕事した日のほうが少ないな?
この数日間であれよあれよと男性ブランコにドハマりしてしまったので、片っ端からYouTubeでコントを漁り、浦井さんの配信を聴くためだけにラジオトークをインストーする始末。やってることが隔離中と変わらない。

あとは導かれるがままに夏生さえりさんの「揺れる心の真ん中で」を読み返す。さえりさんの豊かでしなやかで、飾らないところがだいすきだ。
この本の発売日に神保町の三省堂書店へ買いに行き、同じ年にトークショーに参加してさえりさんにお会いしたのがもう2年前になるらしい( ! )。
再会したこの本から受ける気持ちや抱く感想、読みながら頭に浮かぶ人が変わったことに、時の流れを感じる。


2月22日
それは急に訪れた。これが恋のはじまりだとしたら今頃Love so sweetかラブ・ストーリーは突然にが流れ始めていたに違いない。ジャカジャーン!

何かと言えば、そう。

猛烈な水餃子食べたい欲である。

( 思わず太字デカフォントにしてしまった )

それもライン製造されたみたいなものではなくて、餡を手作りするようなやつ。焼き餃子じゃなくて水餃子。
本当は按田餃子さんにお邪魔したいところなのだけれど、このご時世そういうことも叶わないので、泣く泣く按田餃子さんのYouTubeで気を紛らわせる。紛らわせられない。行きたいよ〜〜〜!ただひたすらに恋しき外食。


ということで、作ろうじゃないですか水餃子。

と思ったのだが。
水餃子の皮ってなんでこんなに売ってないの???

まさかスーパー4軒回っても見つからないとは。ここは東京……なんでもある…街……ではないんですよね、自惚れておりましたわ。失礼しました。
いっそ小麦粉やら強力粉やら捏ねて皮も作る?と思ったけど、いかんせん自分の胆力に自信がない。さんざん悩んで、キミに決めた。

ワンタンの皮。
キミは今日から水餃子になるんだ。

餡は白菜と長葱、あとはあっさりたっぷり食べたいので鶏ムネのひき肉を混ぜ混ぜ。いいか〜キミは水餃子だよ〜〜ほら〜〜そんな気がしてきたでしょ〜〜?と言い聞かせながら包んでは、みたけど。

やっぱりキミはワンタンですわ。諦めて包み方を変えたらイキイキとしておった。ごめんね。アイデンティティは大事だよね( ? ) 

ということで水餃子チャレンジは失敗に終わった休日だった。今度またリベンジしたい。


2月26日
恋人に会った。またもや2週間ぶり。今年に入ってからご時世柄、2週間に一度かそれより少ないペースで会うことが増えた。毎週末どころか数日に一度会っていた去年の暮れが恋しい。とはいえわたしも仕事が忙しく、彼は彼で4月からの転職に向けて新しく勉強したり書類を取り寄せたりと忙しそうなので、今はそういう時期なのかもしれない。

周りのお付き合いを見ていると、わりとみんなカフェやらなんやら行っていて( 自粛に付き合わせてごめん )となる。でも「医療従事者と付き合うってそういうことだから」と一緒に我慢してくれるところに救われる。ごめんねありがとうね。

ということで行く場所は無いが自宅以外で楽しいことは探したい。その結果我々はアマゾンの奥地……ではなく河川敷へ。

近くに来ていたキッチンカーでケバブサンドを買い、お手拭きと各自飲み物を調達してお昼ごはん。ポツポツと間隔を空けて、同じようにご飯を食べている人たちがいて和やかな空間だった。レジャーシート持参のご夫婦やお子さん連れ。腕を組んで歩く老夫婦。女性3人で水筒のお水を飲み飲み、お話に花を咲かせるおばあちゃま方。良い空間。ケバブサンドの、お肉を食べています!!!!!!という感じが非常に良かった。

帰宅してからは彼はTVでサッカー観戦。わたしは来月参列する友人の結婚式に向けて、ホテルの手配やドレスの購入をした。高校時代の友達が結婚するの、改めて感慨深いな。綺麗に着こなしたいのでスタイル改善に取り組みたい。

「あなたお誕生日プレゼント何欲しい?」とスプレッドシートを提示され、来月が誕生日なのを思い出した。忘れてたや。明らかに想定していた予算以上の物を提示してくれたのと、「バッグとかどうかと思ってたけどこうして見るとわりと持ってるね?」と彼が自己解決していたので、一旦保留。ブランドだけ指定させていただき、方針転換してお財布を買っていただくことにした。細かなあれこれはまた今度。まだ1ヶ月あるしね。


ただでさえ件の感染症で気が滅入っていたのに、社会情勢は好転するどころか今までに無いほどに悪いほうへ、悪いほうへと向かっている。知っておいたほうがいい、目を背けてはならない。分かってるけど。分かっているけども。
言葉にするのがこわい。無知ゆえに、起きている事象に対して自分がなにかを発することで、知らないうちに悪いほうへ加担してしまいかねないことが。言葉は凶器だ。だからこそ敢えてなにも言わない。なにを述べたとて薄っぺらくなってしまうから。

どうか世界中にあたたかな春が待っていますように。


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