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#3 BALMUDA(バルミューダ)

SHElikes(以下:シーライクス)でWebマーケティング、Webライティング、広報・PRを勉強しているSHEメイト(受講生)のこまと言います!

前回のマーケティングトレース #2 b-monsterを読んで下さった皆さん、ありがとうございます!

今回も、講座で受講した内容をアウトプットするためにご紹介していきます。こちらの内容は、マーケティングトレースに興味がある方や、SHEメイトさんですでに受講された方向けに書きました。少しでも参考になれば幸いです。

マーケティングトレースについて詳しく、知りたい方はぜひ、講師の黒澤友貴さんのnoteに寄り道してみてください!

はじめに

今回のトレースでは、ちょうどBALMUDA(以下:バルミューダ)が上場した日に講座があったのでIR資料は盛りだくさん、情報てんこ盛りで参加をした覚えがあります。このトレースは、2回目以降参加の方向けで参加しました。
PC:事前学習
手書き:講座内追加事項、SHEメイトさん共有内容

知見・経験値アップ談:
マーケティングトレースをしていく中で、マザーズやIPO、上場、IR資料、スタートアップ、非上場などの言葉を初めて聞いて覚えていきました。
決して、知らない、わからないからと言って「私なんか」で封印しないで
思い切ってやって見るとよきです!

事前準備
今回は、「書いた内容って結局はPCに整理するよなあ〜」と思ったのと、講座中の限られた時間で共有がしやすい方がSHEメイトさんとの壁打ちが増えるよなと思ったので自分でツールを作成しました。

・下記のシートを使って情報を整理する
・整理ができたらトレースシートを埋める


この準備の状態で、2回目以降参加の方向けで参加しました。(本来であれば、講座内で全てやるのでやらなくても大丈夫です。ご安心ください。)

バルミューダは冒頭でもお話ししたように、上場になったためIR資料で会社概要や経営企画などを詳しく確認することができました。

キーワード:
・デザインと機能
・技術と研究の鬼才
・ファブレス経営

1.BULMUDA 素晴らしい体験を。

皆さんはバルミューダと聞いて何を想像しますか?
ご自宅ですでに使われている方も多いのではないでしょうか?
「バルミューダといえばトースター」
「家電芸人が好きそう」
「おしゃれ」
バルミューダは、キッチン家電の販売を中心に、量販店百貨店オンラインなどで展開されているメーカーです。私のイメージは「賢いトースター」欲しい!笑
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まずはバルミューダカテゴリー事業内容を見ていきます。

メモ:
カテゴリー:電気機器、家電、キッチン、クリエイティブテクノロジー
事業内容:素晴らしい体験を。2003年よりバルミューダデザインとしてスタート。2014年にバルミューダ株式会社に社名変更。代表は寺尾玄さん。この業界は独学でされていて、元バンドマン。特徴ある機能を持つ家電のファブレス(※)メーカーで、企画、開発、デザインを中心に行っているメーカー。

※ファブレス(fabless):工場を持たない会社のこと

2.PEST分析/5Forces分析

PEST分析:
政治:韓国との交友関係
社会:PM2.5、コロナウィルスによる空気環境の変化
経済:コロナウィルスによるおうち時間の増加
技術:VR、家電のサブスク、ウーバーイーツ

PEST分析でバルミューダに特に関連するのは、韓国代理店の売上シェア率が高いことによる政治社会。

政治:
海外売上高比率は32.8%で、その中でもコンピュータソフトウェアやソーラーなどを扱うLimotech Koreaの売上高率は22.8%と高い割合を占める。そうなると、韓国との交友関係が悪化した場合。もう契約してもらえないかもしれないし、渡航が禁止されている中、交渉はかなり難しい状況。
社会:
特にこの1年で感染リスクを避けるための対策がどの環境でもされている。どこに行っても換気、洗浄、消毒。この手間を少しでも緩和できる手段を探しているのはニーズとして注目できる。

→海外事業も展開しているバルミューダにとって、政治は経営を左右する部分だと思いました。また、おうち時間が増えた分、家の環境を整えるための家電の買い替えも需要としては高まっているのでニーズは高い。顧客に家電を通して素晴らしい体験してもらえるようなPRが必要だと感じました。
トースター以外にもすごい家電いっぱいあるんやで〜!

5Forces分析:
業界競合:電気機器メーカー
リーダー:日立、ソニー、三菱、シャープ、東芝、パナソニック
ニッチャー:ダイソン、デロンギ、アラジン、スノーピーク
価値競合:体験を売る
価値提供:スターバックス、料理教室
時間:買い物、外食

→業界では大手(リーダー)独自性(ニッチャー)。価値としては「体験」を重視して分類。

メモ:
競合はまず大まかなカテゴリーに分けてから更に分類するとわかりやすいのでおすすめです!いままであげれるだけあげて、分類せずやっていたので整理整頓大事と痛感!

3.ターゲティング/ポジショニング

ターゲティング:
価格も通常の家電よりは高いため、納得感機能性を知った上で購入につながる人物像が多いのでは?

ポジショニング:
ニッチャーブランドから分類してさらに独自性となるとブランド感が高く、見た目も芸術的な点から差別化

4.マーケティングミックス

調べると、トースター以外にも展開している家電や本もあり、バルミューダ製品で快適におうち時間を過ごせるものばかりなことがわかりました。

メモ:
・より良いものを提供するために研究、デザイン、特許などの費用は多い
ファブレスメーカー:製造を外注しているから研究に費やせる!
原価率が高い:いい成分や材料、素材を使っている証拠
→価格:他の家電より「高い」けれど、上記の考察であれば納得

5.成功要因と自分がCMOだったら?

この内容は、SHEメイトさんとシェアをしたときのまとめです。
2回目以降の講座では”成功要因と自分がCMOだったら?”を主にシェアしていきます。可視化するとより多様性を見つけることができてこれもまたよき時間でした。

※このツールは#1 Soup Stock Tokyoでも使っています。

わたしの今回の考察は以下です。

メモ:
・家で何かを体験、経験する機会が多くなったからこそ、バルミューダ製品を知るきっかけができたのでは?
・ネットの閲覧が増えた分、広告活用もより活性化できた。


メモ:
・バルミューダを「体験」してもらうには、製品に触れる機会が必要
→使ってみてよければ、購入にもつながるよなあ〜

さいごに

バルミューダを見ていくと、商品映えを意識した広告展開をしているのもあって、デザイン機能の観点でトレースしてしまいがちです。でも、これも正解。企業のことを理解できているのは確かですがなぜそうなったのか?なぜデザインに目を向けることができるのか?まで考えられるとより精度の高いトレースをすることができます。

わたしの場合は、バルミューダに関わるサイトと記事を調べまくって、全部シートを埋めたことに満足してしまい、精度をあげるトレースはこの時点でまだできていませんでした。個人的には悔しさの残ったトレースだったので載せるのやめかけましたけど、ここまでなんとか、今のところできます!という経過も載せて恥さらし!笑

最後まで読んでいただきありがとうございました。
またの更新まで。


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