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部活動でエンジョイスポーツではなく、競技スポーツをするメリット。


ブログには私がハンドボールを始めたころのことを書きました。

私がハンドボールを始めたことにより、

今まで自分の居場所だったものが、

取って代わられた人がいるんですよね、、、。

このtweetに関して考えていきます。

競技スポーツの残酷さ


前提として、、、

競技スポーツは残酷です。


なぜなら、世界一努力したから世界一になれるわけではない。

日本一練習したから日本一になれるわけではない。

チームで一番まじめだから試合に出られるわけではない。


このtweetのように、

3年間努力し続けたとしても、

後輩にポジションを奪われることだってあります。

それは、まじめに真剣に競技に取り組んできたからこそ、

わかることだと思います。

明らかに自分よりパフォーマンスの高い後輩に対して、

俺が年上だから、

これまで練習してきたから、

俺が試合に出る。

とはなかなかならないと思います。

競技スポーツをしている以上、

チームにとって誰がプラスになるのか、

を考えた場合、

自分を納得させるしかないと思うのです。


圧倒的に理不尽な経験

tweetの方のように、

いきなり出てきた後輩にポジションを奪われて、

自分の居場所が変わった、

なくなったと感じる人は少なくないと思います。

または思いもしないアクシデントで、

居場所をなくしたと感じる人もいるかもしれません。

気持ちの整理に

時間がかかる人もいるかもしれません。


その人たちに、

受け入れろ

というのは対象によっても変わりますが、

酷なことですよね。


ただ、部活動等で競技スポーツをするメリットとしては、

この理不尽というか、

どこにもぶつけられない想いを抱く、

という経験がスポーツを通して

人生にプラスされるということだと思います。


世の中は圧倒的に理不尽です。

正しいことをしてても評価されないこともあるし、

誰かよりやっていたとしても、

自分が選ばれない事なんてたくさんあります。


そんなとき、自分がどう考えるのか。

そんなとき、自分がどう行動するのか。

そんなとき、自分がどんな顔をしているのか。


自分を見つめなおす機会というのはなかなかないですし、

なんなら、そのような経験を

大人になる前に、

社会に出る前にできるというのは、

貴重だと思うのです。


納得解を導く

何をどうしても自分の力ではどうにもならない。

そんな時に矢印が外にばかり向いてしまい、

原因が外にあるとばかり思うと、

自分を振り返ることがなく、

成長が止まってしまいます。


つらい思いをするために生きているわけではないですし、

つらい思いをするために競技スポーツをしているわけではありません。


より豊かな自分になるために、

自分で選んでいるはずです。

それならば、

自分が所属しているコミュニティの中で、

自分が納得する答えを出さなければなりません。


それが納得解だと思うのです。

それが正解とか、最適解とかは、わかりません。

自分が判断し、

自分で決めて、

自分で自分のことを好きでいられるような、

納得解を出していくしかないのです。

そこには、ある程度の諦めや妥協、

どこにもぶつけられない想いなどがあるかと思います。

それでも、自分が納得できる答えを見つけ出す。

これが納得解だと思うんです。


受け入れるという勇気

これからは、

何が正解かはわからない課題がどんどん出てきます。

高学歴で高収入を目指して、

正解のある問題を解いてきた時代とは違います。

どんどん変化する世の中に対応しないといけません。


このコロナウイルスの影響もあり、

これまでとは違う、という

前例のないものへの対処も求められます。


何が正解かはわからない。

だからこそ、自分の中での

最適解を探していく。

完ぺきではないけれども、

自分の中で納得できる答えを求めていく。

というのが大事になってくると思います。


そのために大事なことが、

受け入れるということです。

コロナウィルスのことを

とやかく言っても何も始まりません。

自分の中でどうにもできない人がほとんどだからです。

でも、その瞬間その瞬間で、

最適だと思われる行動をしていく。

自分が納得できる毎日にする。

その積み重ねが、

振り返った時に、正解になる。

かもしれません。


ただ、受け入れるという勇気がないと、

スタートラインに立てない、

というのも事実かと思います。


理解はするけど納得はしない

提示された答えに対して、

理解はするけど、納得はできない。

ということが多々あります。


そんな時は、

正解や最適解ではなく、

納得解を導くというのが大事かなと思います。

自分の中での納得解です。

いまの場所で、自分が納得できるのであれば、

自分の出した答えのように、

行動していけばいいのです。

もし、我慢できない、というのであれば、

自分が納得する方法を取らなければなりません。

話し合いますか?

ふてくされますか?

誰かのせいにしますか?

その場から離れますか?


私がハンドボールを始めるとき、

これまでの野球部を離れる決断をしました。

私が海外挑戦しようとしたとき、

これまでの実業団をやめる決断をしました。

私がコーチとしてステージを変えるとき、

現役をやめるという決断をしました。


どれが正解だったのかはわかりません。

なんなら、野球をしていたら、

今頃、何億も稼いでいたんじゃないか、

という人はいまだにいます(笑)


ただ、自分の状況を考えて、

自分のやりたいことを考えて、

自分のやりたいこともありながら、

自分が自分のことを好きでいられるようにしたいと考えた結果、

いまに至ります。

本来はもっと海外でプレイしたかったけど、

オファーの状況や自分の状況、

これからのやりたいことなどを考えて、

日本に復帰したこともあります。


中高生や大学生で

冒頭のようにポジションを奪われた選手に対して、

理解しろ、納得しろと言っても、

おそらく難しいでしょうね。

でも、大人ができるアプローチとして、

いろんなものを飲み込んだとしても、

自分が納得できる答えを、

自分自身が導くようにしたいものですね。

大人が決めつけたり、

大人の押し付けたりすることは避けたいものです。


まとめ

長くなりましたが、

部活動等で競技スポーツをするメリットとしては、

自分の想いがすべては実らないかもしれない、

という経験ができることだと思います。

圧倒的に理不尽な世の中です。

その社会に放り出されたときに、

すぐに人に解を求めて、

人に頼るのではなく、

納得解を自分で出せる力を身につけることができるようにしたいものです。


受け入れる勇気。

納得させ昇華させる力。

その場を離れる勇気。

いろんなものが必要になってきますからね。

最後に勝って終わるのは本当に15人くらいです。

それ以外の人でも、

競技スポーツをするメリットを享受して、

振り返った時に、

その競技を選んでよかったと自信を持って言える、

その人なりの納得解を導いてほしいですね。


もちろん、勝つことを目的とせず、

エンジョイスポーツとして携わることが悪いことではないですよ。

スポーツは目的によって楽しみ方も様々ですからね。

全国大会優勝を目指していない

ママさんバレーのチームにだって、

輝いている人がたくさんいます。

それぞれのスポーツの楽しみ方を模索していきたいですね。

そして、最終的に、

自分の人生が豊かになったと胸を張れる

スポーツへの携わり方をしたいものです。


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