見出し画像

タータンチェックとは何なのか?

先日、会話の中で
「タータンチェックを調べてみて」とあったのだが、
そもそも私はタータンチェックというものが何なのかわからなかった。
タータンチェックというものを教えてもらうところから始まった。

知ってるということが大事。

タータンチェックというものを知っているかどうかで、
その後の会話は広がる。

知っているというだけで、選択肢が増える。

この知っているということが本当に大事だ。

じゃあ、「知っている」はどこから生まれるのだろうか?


「スキ」からはじまる

間違いなく言えることは自分が興味を示したものだ。

自分が

「おもしろい」「すげー」「やばい」

と感じたものは、相当な印象を与える。

それこそ、感動だ。

「心が動いて感じる」その事象を大切にしたい。

この感動というのは、
スポーツの現場だったり、
映画や本だったり、
人と出会うことでも心揺さぶられることがある。

心が動いて、スキだと感じることができたら、
強く深くもっと知りたいとなる。

恋愛なんて最たるものかもしれない。


いつの間にか、なんとなく聞いたことがある

意図していなくてもそれを知っている、
ということもある。

それは教育現場で教えられたことかもしれないし、
家庭の中での会話なのかもしれない。

でも、その「聞いたことがある」というのが本当に大事で、
それらが実体験とつながった瞬間に、
人は大きな感動を覚える。

一つ言えることは、
どんな大人がどんな言葉を使ってどんなタイミングで
それを伝えているかということが大事になる。

情報感度がどれほどのものか、
という部分も大きい。

ということは、一緒にいる大人が大事になる。

一緒にいる大人が、どんな言葉を使っているか。
一緒にいる大人が、どんな言動をしているか。
一緒にいる大人が、どんな楽しみを持っているか。
一緒にいる大人が、どんな生き様なのか。

これらが本当に大事になってくる。


いつかわかる期待感

といっても、大人としたら
どんなに大切で、どんなに有益で、どんなに為を想っていても、
受け手である子どもからしたら、
いまそれがわかるとは限らない。

しかしこれまた大人のエゴで、
「いや大事なんだから」と押しつけが過ぎてしまうと、
子どもがそれを受け入れない状況にもなる。

先日も現職教員の方と話していると、
「大人になって自分のこと名前で呼んだり、ママという子を見て引いた」
と成人した教え子が話をしていたらしい。

その子が中学生の時は、
厳しく指導をされていたであろうことが予想されるが、
おそらくその時はよくわからないままに、
怖い先生のいうことを聞いていたのかもしれない。

ただ、その教えが時を経て、
「実感する」ようになったとき、
初めて「教育」というものが実を結ぶのかもしれない。

「先生の良さは卒業してからじゃないとわからない」

という発言もある。


その子の開花は見られない

教育現場で毎年たくさんの子どもたちを相手にしている。
けれども、その子たちすべての人生を追えるわけではない。

子どもにはそれぞれ個性もあるし、個体差もある。

その子たちがいつ芽吹いて、
いつ開花して、
いつ実を結んで、
いつ種を飛ばして、
いつ次につなげていくのか、
おそらくすべてを把握することはできない。

それでも、

「いつか、きっと」

に期待してアプローチする。

それが「教育」なんだと思う。

その期待感が前提にあって、
教育やコーチングは行われていく。


まとめ

タータンチェックというものを知っているかどうかで、

自分の知見が広がる。
アンテナが高くなる。
選択肢が増える。
可能性が広がる。
自分が高まる。
もっと面白くなる。
また興味を持つ。

というように、いいサイクルを作れるかどうかがポイントになる。

それは自分一人だけの世界観では難しい。

適切な大人、指導者からのアプローチは不可欠だ。

好きにさせること。

いつかきっと。に期待できること。

知っている。状態にしてあげること。

そこから可能性が広がっていくと考える。

まずは知ることから。

指導者としても大人としても、
タータンチェックという新しい言葉を知って
そのインプットを忘れてはいけない、と感じた。


いつもご一読くださいましてありがとうございます。 皆さんのサポートで大好きなコーヒーを飲むことができます☆ コーヒー飲ましたいという方はぜひサポートをお願いしますw