未来をつくる仕事はリーダーにしかできない
こんにちは。
“マネジメント人財の目利き&「大人の学び」の案内人”の福岡明善です。
ことのは 22
未来をつくる仕事はリーダーにしかできない。
仕事柄、企業のマネジャーのみなさんと研修会などでご一緒させていただくことが多くあります。そのなかで、マネジャーのみなさんに自組織・自チームについての将来ビジョンを策定・発表していただくことがあります。
わずか3時間程度でご準備いただき、その後10分程度で発表していただくことが多いのですが、アウトプットは人それぞれですし、そこに各マネジャーの「個性」があらわれることもあります。
・現状の整理や課題の抽出にかなりの時間を費やして将来構想の立案が手薄になる人。
・思い切って将来像を提示するものの、そこに裏付けが伴っていない人。
・ありたい姿を実現するためのシナリオを論理的に打ち出せる人。
・戦略はやや稚拙だけれども、メンバーをわくわくさせることができる人。
どのアウトプットにも一長一短はあるかもしれませんが、絶対的な正解や不正解があるわけでもありません。
しかし、特に部長クラスの人には、少なくとも将来の組織像を描いてほしいと思っています。現状分析の作業は部下に任せることはできますが、将来構想を描く取り組みは委譲できない類の行為だと思います。部長であれば、部長しかできない仕事に傾注する必要があるでしょう。リーダーのみなさんには、未来をつくる仕事に正面からぶつかっていってほしい。私はそう願っています。
では、また。Bonne journée!
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