くだもの@絵本メモ
◎くだもの (幼児絵本シリーズ)
モンテッソーリ教育的にもよい絵本。
写実的なくだものが美しく暖かいタッチで描かれている。
様々なくだものが作中に登場する。まずくだものの名称とともに皮などを剥く前のイラストが描かれ、次のページには「さあどうぞ」の言葉とともに食べやすくカットされたくだものが登場する。その繰り返しである。
「赤ちゃんは、デフォルメされたイラストより写真などのほうが理解しやすいので、写真絵本を与えたほうがよい」とされるモンテッソーリ教育でもオススメされている絵本。まあ、それ以前にかなり古くから有名な絵本でもある。
月齢が低いうちはくだものの名称インプットに使えるが、大きくなったらおままごと遊びのように絵本の真似をするかわいい我が子の姿が見られるかもしれないお得な1冊。
ちなみに多くの赤ちゃんをとりこにするバナナ(息子も大好き)のページを息子はよく見ている。実物とイラストがちゃんと結びついているかは不明だが。
古くからある絵本なので図書館などにもたいてい置いてあるし、中古もそこそこ出回っている。図書館で借りて我が子の反応を確かめてから買うのもアリ。
同シリーズに「やさい」もあるらしいので近々読んでみたいと思っている。
真面目にいい本なのでいじるところがないのが残念である。
絵の見やすさ
★★★★☆
リズム
★★★★☆
入手し易さ
★★★★★
息子氏のお気に入り度
★★★★☆
総合評価
★★★★☆
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?