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胎毛筆(赤ちゃんの筆)を作った話

みなさん、「赤ちゃんの筆」をご存知だろうか。
床屋さんなどにのぼりが出ているのを見かけたことがある人もいるかもしれない。

要は、「生まれてから一度も切っていない髪の毛で記念に作る筆」だ。
詳しくはこちらを見るとよい

頭脳明晰などを願ってつくるらしい。まあ、私的にはへその緒みたいな記念品ととらえている。

なぜ赤ちゃん筆を作ることになったのか?というと、
私「そろそろ髪切ろうか?(息子4ヶ月)」
夫「まだいいんじゃない?」
私「なんで?赤ちゃんの筆でも作りたいの?」
夫「なにそれ?」
私「(赤ちゃんの筆の説明)」
夫「それいいじゃん!作ろう!」
というまあ1言でいうと「夫の希望」である。

髪の毛がからまったりしてまあ少し手間はあったが、7ヶ月半くらいまで髪を伸ばした。

いちばん長いときがこんな感じ↓

ちょっと見えにくいが、前髪とか結構長かった。
これくらいで赤ちゃん筆が作れる床屋に行き、
(ネットで調べるとごろごろでてくる。田舎でも結構あるので田舎住まいの方もご安心を)

「スポーツ刈りくらいまで短くしていいなら作れます!」
と言われた。
うちは男の子だからかまわないのだが、もし女の子で赤ちゃん筆検討中の方は、一回スポーツ刈りになる覚悟でいくかもっと伸ばす必要があるかも。

切った直後の長さはこんな感じ

切った髪を床屋さんに預け、床屋さんが専門業者に送ってくれて業者が作ってくれるらしい。制作期間は1ヶ月ほど。お値段は13,000円だった。
ちなみにシンプルに筆だけの値段なので、オプションとかいろいろつけると当然だがもっと高くなる。

髪の長さが足りない子、髪が薄い子は小筆にするという手もあるそうだ。女の子なんかは長さを切らなくてもいい小筆もいいかも。

また、自分で子どもの髪をカットして業者に送る方法もあるようだが、長さとか失敗したら怖いな、と思いうちは床屋に頼んだ。

そして1ヶ月後、出来上がった筆がこちら

スタンプで隠したが、名前と生年月日入り


ふっさふさで触るとめっちゃ気持ちいい。
完全に自己満足の記念品だけれど、
私たちは双方子どもができにくい体質で、子どもは息子ひとりになる可能性も高い。
そう思うと作るには最初で最後のチャンスだし、どんなものか知る意味でも作ってよかったかも、と思っている。

赤ちゃんの筆って、子どもの髪の毛の量や長さにも左右されるし、タイミングがなにげに難しいしで、なかなかハードルが高いなーというのが作った感想である。

赤ちゃんの筆を作ろうか検討中の方などの参考になれば幸いだ。

それではまた明日!


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