見出し画像

いのちを生きる質感

「わたしはなぜコーチングをしているのか?」
「コーチングを通して何を表現しているのか?」
「わたしのいのちはどのように生きたいのか?」

私はここ数年、こんな問いをもって生きています。この問いを探究するのがとてもおもしろいし、それを分かち合うことが私の喜びです。

「いのちを生きる」を言い換えてみると、
自分の源から生きる
自分らしく生きる
ありのまま生きる
こんな感じ。

最近、この質感で生きている人が近くにいて、みなさんにも分かち合いたくなったので書いてみます。


それは私の母です。


私の母は現在60歳で短大を卒業してから銀行で37年間勤めあげ、4年前に退職し、今は専業主婦をしています。
私を産んで約8週間で職場に復帰し、バリキャリすぎるウーマンでした。仕事を休むという概念がない人で、風邪を引いても、なにがあっても仕事に行ってました。(ほんとすごい。)銀行だったので1円の差異も許されず、1日の計算が合わないと夜遅くまで仕事をしていました。印象的だったのは人事部に移動になったとき、人前で話すことが極度に苦手な人だったので、話すことを一言一句書き出して、帰宅後、毎日毎日練習していました。そこまで仕事をする母に私は寂しいという気持ちを抱いた記憶はなく、むしろ仕事とはそういうものだと背中で教えられた感覚でした。

また、母は収集癖が強い人で、当時はブランドの鞄やアクセサリー、ヘビ皮の鞄や財布を父に内緒でへそくりで買ってました。(今思えば、ストレス発散のような衝動のように思います)幼い頃は母の気性も荒く、家族喧嘩をよくしていたのも覚えています。


そんな母が退職後に何をはじめたかというと、これです。


多肉植物です🌱


多肉植物の寄せ植えをしてます🎂
写真を撮ってインスタにあげてます。ちなみにフォロワー1.1万人。
多肉小屋。久しぶりに帰ったらこんな建物ができてました。
収集癖が出すぎてる。ちなみに完全に趣味です。お店ではありません。

この一連の母の動きを見て、母はこれを人生で体験したかったんだな~と思いました。母のクリエイティビティーが爆発してます🎉

母が自分のいのちを生きていると、
・自然とインスタのやり方を覚えて、フォロワー1.1万人。(私が教えたのに今ではよくわからない機能を使いこなしてます)
・そのつながりから、お菓子やお米などのぶつぶつ交換がはじまる。(こんな経済もあるんだなと見ています。)
・そして一番驚いたのが、家族の関係性がとても良くなった。昔は家族喧嘩が多く、よく仲裁にはいっていたけど、家族がとっても笑うようになった。

母が自分を満たして生きていると、一緒に暮らしている父、祖母、弟に対して優しくなり、また父もそんな母を微笑ましくみている気がします。そして、それを見ている私自身もとってもうれしくて、よく実家に帰るようになりました。

自分のいのちを生きることは、周りの人にとって最大の社会貢献だなと思います。

いのちを生きるとは、

・自分自身に許可を出すこと
・自分の心に正直に生きること
・本当に生きたかった人生を体験すること
・人が困難に思うことでもやり遂げるパワーがあること
・何かが循環しはじめるということ
・影響を与えたいと思わなくても自然と周りが影響されているということ

母の生き方から学んだことです。
そして、母は「自分らしく生きる」とか「いのちを生きる」とか全く知らない世界で生きているけれど、人は自然と行きたい方向へ行くのだなと感じています。それくらいいのちの力はパワフルだということ。人の生命力にいつも驚きます。

最後に一つだけ。
母の人生の前半を否定したいのではなく、その人生があったからこそ今の私いて、今の母が存在するのだなと思っています。だからとっても感謝しています。

最近は自分の家族から学ぶことが多く、人はどこからでも学べるし、気づいていくことができるのだなと体感してます。常に世界からメッセージが届いている。これからもそれに気づける自分自身でありたいなと思います。


そしてお知らせです!!🎉🎉🎉

いのちを生きる~自分らしいあり方を進化させたいコーチのためのパラダイムシフト講座~をリリースしました!

コーチ自身がいのちを生きているからクライアントのいのちを後押しできると思っています。私自身も探究中ですが、一緒にいのちの生命力を目撃しませんか??🌱

そしてその生命力に気づいたときに世界の見方が変わる。
まさにパラダイムシフト。

この背景の色合い好きなんだよな~。生命力を感じませんか?🌎

今回はメンタルモデルやNVCの概念を背景理論にして、「いのちを生きる」を体感&探究していきます。私はこの概念がとっても好きで、人の本質だなと思っています。この概念の源流を咀嚼しながら、実践を通して探究していきます。

コア・コンピテンシーに沿って作成することにより、
よりコーチングの現場で活かせることを大切にしています。

私たち、イノチノブレスと一緒に探究してみませんか??

略して、イノブレだよ。

詳しくはこちらをご覧ください。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました!
お会いできるのを楽しみにしています!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?