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SDGs学んでみたら「自分ごと」

 新しい学習指導要領では、「持続可能な社会の創り手」の育成が強調されていると、26日の朝日新聞の記事にありました。

 この記事では、環境問題ではなく「健康と福祉」や「教育や差別・格差問題」といった内容についての中学生の取り組みを紹介していました。イラストは、私の地域で行われている中学生のゴミゼロ運動を基にしたものです。登校前の中学生たちが、捨てられている空き缶やペットボトル、ゴミ等を拾っています。この活動は、SDGsが始まるよりも以前から続いています。

 中学生が、課題に沿って自分で調べて、発表し学びあうことがこれからの学習に大切であると思います。これは、すでに小学校でも取り組んでいますし、実際、小学館21世紀こども百科では、15年以上前に取り組んでいる様子を紹介したり、関連のホームページ等を紹介していました。つまり、あまり進んでいなかったと言うべきでしょうか?

 しかし、近年多くの企業がSDGsを企業理念の中に取り入れて生産活動をするようになっていると思います。小中学生や高校生・大学生が学びを続けていけば、社会に出たときにもその理念を生かして活動できると思います。また、受け皿となる企業や社会にも今より優先的に取り組もうとする気風ができてくることでしょう。

 今現在の社会の中心にいる人たちやそれ以上年配の世代の人たちが、自己または、自社の利益よりもSDGs理念を優先させていくように方向転換することはなかなか難しいと思います。もちろんたくさん方が、このままではいけないと生活をかえていらっしゃいます。地球に優しいこと、むだを省くことなどの取り組みをSNSでの発信されているのを見て、素敵な人たちだなあと思っています。

 我慢したり、節約したりすることは結構大変です。私も、意識はしているのですが、悪い例として、この夏はペットボトルの使用量が増えてしまいました。自宅にいることで飲む量が増えてしまったのです。みんなで取り組むとか、当たり前と思って取り組むことが大切ですね。

 私は、「環境大使アースター」というイラスト絵本をかいています。この物語を通して地球環境を守る意識を社会に広めたいと考えています。小学生から大学生、大人も含めて読みやすい作品作りをめざしています。
 タイトルのイラストは、「環境大使アースター」の第3話の1ページ目です。空き缶のリサイクルをテーマにしています。興味のある方は、検索「明社企画」、hppts://meisay-ocb.com で明社企画ホームページから無料(通信費等は別)でご覧いただけます。

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