それ本当に大丈夫?広報PR担当者が知っておくべき権利の基礎!
みなさんこんにちは!マイスター・ギルドのマギ子です!
暑さが留まるところを知りませんが、みなさんいかがお過ごしでしょうか?
私は前回の記事で話していた、知り合いへの誕生日プレゼントが漸く決まり、休日お店に買いに行っていました!
詳しい経緯はこちらの記事の冒頭にあります。
でも、実際に自分の目で実物を見たり、店員さんに品物の詳細を聞いてみると、思っていたのと違うな?これで本当に大丈夫か…?と現地でまた悩んだり…
結局、店員さんといろいろ話していて、気が付いたら30分ほどお店に滞在していました(笑)
店員さん、その節は本当にありがとうございました!
さて、今回の記事は「著作権」「肖像権」「クレジット(コピーライト)」に関する基礎知識についてお話していきます!
広報活動をしていて絶対に避けられないものが、文章や写真・イラストの使用です。
それらには必ず、著作権・肖像権などの権利が付随しています。
例えば、他社様や個人のコンテンツを使用する場合、正式な許可を得る又はクレジットを表示するなどして、そのコンテンツの出典を明示することが求められます。
このような配慮を怠ると、不正使用や権利侵害といった問題が生じ、会社のブランドイメージの低下にも繋ぐ恐れがあります。
それを未然に防ぐ為、広報PR担当者が知っておくべき権利を下記に紹介していきます。
1. 著作権:
著作権は、写真や他の創作物に対する権利を保護する法的概念です。
著作権に関するルールは「著作権法」という法律で守られており、写真家やクリエイターなどの専門職に限らず、一般人が生成したものであっても作品を作成した瞬間に著作権が発生します。
また、文章や写真・イラストの他にもコンピュータのプログラムや辞書・新聞などの編集物も著作物に含まれます。
他人の写真を使用する際には、著作権者の許可を得る必要があり、無断で使用すると権利の侵害になり、損害賠償請求に発展する可能性があります。
また、一般的なクリエイティブ・コモンズ・ライセンスを持つ写真もありますが、ライセンスに従って使用することが大切です。
但し、永久的に著作権で守られるということではなく、著作権は著作者の死後70年、または著作者が不明の場合は、「パブリック・ドメイン(public domain)」というルールに従って公表後70年で消滅します。
ですので、著作権の保護期間である70年が過ぎると、その後は誰でも自由に利用することが可能となります。
2. 肖像権:
肖像権は、人物の顔や姿を無断で使用することに関する法的概念です。
肖像権は個人のプライバシーや名誉を保護する役割があり、無断でプライベートな瞬間を撮影し、公にすることは肖像権の侵害と見なされることがあります。イベントの写真や社内の風景写真にも注意が必要です。
また、肖像権には個人のプライバシー権とパブリシティ権を含みます。プライバシー権とは、個人が自身の情報やプライベートな瞬間を保護する権利を指し、他人にそれを侵害されない権利です。パブリシティ権は、有名人や一般の人々が自身の肖像や名前を商業的な利益を得るために使用する権利を意味します。
肖像権の侵害が発生した場合、肖像権の所有者は法的措置を取る権利があり、損害賠償の請求や肖像の使用停止命令などが含まれます。
肖像権の期間は国や地域によって異なりますが、通常は個人の生涯および死後一定期間、例えば50年から100年程度、肖像権が有効です。
3. クレジット表示:
クレジットは、著作権法に基づいて保護される著作物の所有権や使用権を示す表示のことです。
これは、著作者や著作権者が他人に対して、その著作物の制作や使用に関する権利を明示的に伝える手段であり、通常は著作物の中に含まれます。
クレジットには、© ・最初の発行の年・著作権者の氏名または会社名が含まれることが一般的です。
また、クレジット(コピーライト)の他には、画像にウォーターマークまたは透かしと呼ばれる半透明にしたサインマークを入れる方法もあります。
ちなみに、クレジットは必須のルールではないので、入れない選択をするのも著作者の自由です。
但し、クレジットの表示の有無によって、著作物を悪用される恐れもあります。
従って、無断転載の防止や著作権の保護期間など明確にする為、クレジットを入れておくことを推奨します。
まとめ
ビジュアルコンテンツは、情報の魅力的な伝達に欠かせない要素ですが、権利に対する尊重も同様に重要です。
広報PR担当者として、写真の使用に関する法的規則やエチケットを遵守し、信頼性のあるコンテンツ制作を心がけましょう。
適切な手続きを踏み、法的なトラブルを避け、クオリティの高い広報活動をしていきましょう!
楽しそう!という雰囲気が少しでも伝わりましたら嬉しいです♪
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皆様のご応募心からお待ちしております!
ここまで読んでいただき、ありがとうございました!
以上マギ子でした!
▼前回の記事はこちら!