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《なんでも話し合える夫婦》について考える
「大切なことは、なんでも話し合える夫婦になりたい」
これは、未婚の頃からの理想でした。
一度目の結婚。
深い話をしようとしても、どうにも話が噛み合わず。
意見が合わないということではなく、Aという問題提起をしたら B についての答えが返ってきて、それならばと B' の質問をしたら C についての答えが返ってきて…という状態で、話のズレをどうすることもできませんでした。
二度目の結婚。
深い話をしようとすると、逃げたりイジケたりする人でした。深い話とまでいかずとも、例えば「今日の仕事、どうだった?」と聞いたら「別にいつもと変わらんで」で終わり。話が全然広がらなくて、次第に表面的な話しかできない関係になっていきました。
三度目の結婚。
今の夫は、本当にどうでもいいようなことをあれこれと話しかけてきます。そして、一つ聞いたら五つぐらいは返ってきます。
二度の失敗経験を通じ、いつの間にか夫やパートナーという存在に対して自分のことを話さないのが当たり前になっていた私は、夫と知り合った当初、面喰らいました。
ですが今は、これこそが《なんでも話し合える夫婦》の基礎だと感じています。
小さな会話をしない夫婦が、いざという時にいきなり大切なことについて会話しようとしても難しい。
普段から、どうでもいいような小さな会話を積み重ねて、なんでも話せる土壌を作っておくことが大切。
そして、そんな小さな会話ができるかどうかが「相性」のひとつのバロメーターなんだろうな、と。
夫に影響されて、今は私も、なんでも夫に話せる妻になりました。
仕事のこと、体調のこと、実家や友達のこと、本を読んで感じたこと、夫への気持ち、などなど。
「ちょっと、鼻毛出てるやん!!」って、二人でゲラゲラ大笑い。
色気はないけど、ようやく手に入れたそんな夫婦関係に、今は大満足しています😊
私の真実:いざという時なんでも話し合える関係になるためには、相性と土壌が必要。
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