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あなたの中にもある大きな愛

皆さんメリークリスマス!ゆっきーです。
先日、「大谷翔平選手の移籍ニュースがきっかけで息子M(7歳)と抱き合って号泣する」という出来事がありました。

以下、会話形式でご覧ください。
場面は、ある放課後に家でまったりする2人、です。

私:(ネットニュースを見ながら)
  「大谷選手すごいなー!年俸後払いか~。契約終了後の10年?2043年か~。」
息子M(以下M):「何の話?」
私:(かくかくしかじか…と説明)「2043年は、M君は何歳?27歳か~。」
M:「うん。もう結婚しているかもね。」
私:(予想外の反応にビビりつつ)
  「そ、そうだね…!ママはその頃●●歳か~!」
M:「そうだねえ。ママは何歳まで生きたいの?」
私:「ママ?うーん、何歳だろう…。元気で長生き出来たらいいけどね。 
   M君が大人になるまで元気でいたいねえ!」
M:(うなづきながら)「Mはね、117歳まで生きるよ。」
私:「そっか!すごいね!その頃はさすがにママはもういないから、お空の
   上からどうなったか楽しみに見ているよ!」
M:(口がへの字になり、なんだか怪しい雲行きに…)

そして、息子Mの目にはみるみる涙がたまり…、こう言いました。
M:「…涙が出ちゃうよ😢。」
それを見た私も、感情がこみあげてきて、ふたりで抱き合ってしばし号泣したのでした…😭。(そして今でも思い出すたびに毎回ちょっと泣ける。)

ほんの半年くらい前まで、この類の話題になった時、息子Mは、
「ずっとこのおうちに住むよ!」
「ずっと長生きできるお薬を発明するよ!」
と無邪気に言っていました。
その彼が、今は「いつかこの家を出ていくこと」や「いつか命は終わること」を理解していることに、成長を感じました。
子供の成長は、嬉しくもあり、同時に寂しいこともありますよね。
特に私は結構寂しいと感じてしまうので、今後の子離れは課題だなあ、と思っているのです。
(「早く大きくなってほしいわ~」と清々しく言っている人をみると、すごいなあと思います。)

そして何より、息子Mの大きな愛に心を打たれました。
私がいなくなった後の世界を想像して、それを悲しいと思ってくれる、大きな愛。
私はなかなかいい表現が見つからずに、
「優しいねえ。ありがとうねえ。」
と繰り返すことしかできませんでしたが、いつか息子に「このクソババア!」と言われる日がきても、この温かい想い出でやっていけるかも、と思いました。(まあ、できれば言わんといてほしいけども。)
これが、子どもが無条件に持っている親への愛なのかと実感させてくれました。

この話から皆さんに何が伝えたいかというと、
読んでくださっている皆さんの中にも、この大きな愛があるということです。
オカンやオトンに対して、今は複雑な思いがあるかもしれない。わだかまりがあるかもしれない。人としてどうよと思っているかもしれない。
でも、それも愛があるから。無関心なら、なんとも思わないと思うのです。
あなたは、とても大きな愛を持った人なのです。
(「うーん、そんなことないと思う。」とか、抵抗を感じる方もいらっしゃるかもしれません。そういう方は、無理に理解しなくても今はそのままで構いませんので、「ま、そうなんかしらね。」くらいに軽めに受け止めていただけると幸いです。何なら私もそのクチですので…笑。)

…そして、しばしの号泣の後、息子Mはというと。
ちょっとおセンチ君からすぐに通常運転に戻り、
「おち〇こうげき!!!」
と言いながら下半身をぶつけてくるクレヨンしんちゃんばりの謎の下ネタ攻撃を繰り出してきたのでした。
こんな日常のひとコマもじっくりと噛みしめたいな…と思わせてくれた今回の出来事なのでありました。
(もっとお上品なひとコマも普段はあるんですよ、誤解なきよう。最後に小学生男子らしい下ネタをぶち込んで失礼いたしました。)

お読みいただき、ありがとうございました♪

おわり

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