駐在員・駐在妻だけがマウンティングをする嫌な奴らなのか

時折海外での日本人同士のマウンティングが話題になりますが、帯同に行って帰ってきた身としては、あれは本当にもう
『「その時誰と一緒になるか」という運』でしかないと思います。

「駐在員だからマウンティングする」とか
「駐妻だからマウンティングする」とかそういうのは偏見に過ぎません。

ただ、マウンティングされるのってすごく嫌な思い出に残るんですよね。

複数回されたら、それこそ坊主憎けりゃ袈裟まで憎くなります。
そしてそのカテゴリの人全体が嫌いになる気持ちもわかります。
世の駐在嫌い・駐妻嫌いの人の一部にはたぶんこういう人だと思います。
(あくまで一部)
(残りの一部は実際会ったこともないのに東カレとかネットの情報鵜呑みにしすぎ)


でも、一部の人に見下されて嫌な思いをしたからといって、
いちいちそのカテゴリの人全体を嫌ってたらキリがないんですよね。

なんなら私個人の経験で言ってしまえば、
駐在以外の人からもがんがんマウンティングされたことがありますし。

自分たち以外の在外邦人全てを憎んだところで気力が尽きました。
誰かを憎むのってすごく気力がいることだと思います。

どん底に堕ちて憎みまくって、
最終的に身内以外すべてを憎むようになって、
やっと「いちいち全部嫌ってたらキリがないな」と気が付きました。
そんな駐妻時代の思い出。


駐在員とか現地採用、国際結婚、留学生、それぞれの家族…色々な事情で来てる人が、
「異国で同じ日本人同士」というだけで集まったりするので、
合わない人や日本にいた頃だったら遭遇しなかったような人とも会う機会があるんですよね。
こういうのが海外生活特有の体験の一つかなと思います。終。

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