【Vision】患者と医療者 ともに肯ける医療の実現
おはようございます!千葉県八千代市から新しい医療の当たり前を創る、株式会社名優の優一です。
今回は、昨年再定義した名優のVisionについて、詳しく解説したいと思います。
名優のVision(目指す世界)は以下の通りです。
実は以前から、Visionという形ではありませんでしたが、会社のキャッチフレーズのようなものが存在しました。
それは「患者と医療者 ともに肯ける医療を目指す」です。
このフレーズは、会社のHPや製品カタログにもたびたび登場する、名優が創業以来大切にしてきた言葉です。
新しいVisionは、このキャッチフレーズを基に作成されています。いくつかのパートに分けて、解説したいと思います。
1. 患者と医療者、ともに肯ける医療の実現
1-1. 名優が目指す医療
・必ずしも患者のためにならない治療を、医療機関や企業の収益のために実施する
・患者のために、医療者が心身を削りながら業務にあたり疲弊している
どちらも、望ましい姿ではありません。
名優が目指すのは、患者も医療者も笑顔になれるような医療です。これは、名優が創業当時から大切にしている考え方です。
「この製品は患者にも、医療者にも喜ばれる!」
「自分の家族や友人にも勧めたい!」
そう心から思える製品だけを、取り扱うことを信条にしています。売れるからという理由だけで、製品を取り扱うことはありません。
1-2. 「うなずく」の漢字にこだわっています
「うなずける」の漢字に、実はこだわりがあります。うなずけるには、「頷く」と「肯く」の2つの書き方があります。
「頷く」→あぁ確かにその通り。という相槌のニュアンスが強い
「肯く」→その通り!という強く同意するニュアンスを持つ
名優は、患者と医療者がともに心の底から納得・感動するような、本質的に良い医療を目指します。
「この製品すごいね!」と喜んで頂けると、名優冥利につきます。
1-3. 語尾に意思を込めました
また語尾は、「~医療を目指す」から「~医療の実現」に変更しました。
これは、我々自身の手で、必ずや良い医療(患者と医療者がともに肯ける医療)を実現するんだ!という、強い意思を持つことを表現しています。
なったらいいなではなく、自分たちで切り拓く。受動的ではなく、能動的に。
2. 患者には安心と優しさを
2-1. 患者にとって良い医療とは
患者にとって本質的に良い医療とは何か?
様々な考え方があり、正解はないのかもしれません。
でも、自分が患者だとしたら。自分の家族が患者だとしたら。友人が患者だとしたら。どんな医療が望ましいでしょうか?
・不安なく、安心して医療を受けられること
・それがなるべく痛かったりすることなく、優しいものであること
これらは、あまり疑いようのない、確かなことなのではないでしょうか。名優は、そう考えています。
2-2. 例えば、滲出性中耳炎という病気
例えば、小児の滲出性中耳炎という病気があります。鼓膜の奥の中耳腔に、滲出液と呼ばれる液体が貯留する病気です。
滲出性中耳炎が高度な場合は、聴力が低下してきます。この難聴が長期化すると、言語関連の発達に影響を与える可能性があるとも言われています。
2-3. オトヴェントを使用することで、約50%の子供が手術を回避
滲出性中耳炎は投薬治療が基本ですが、それでも良くならない場合、鼓膜切開などの手術になるのが普通でした。
でも、名優の代表製品の1つである「オトヴェント」という製品を使えば、約50%の子供が自宅でできる療法で症状が回復し、手術を受けなくてもよくなります。
名優が考える患者に優しい医療は、このような医療です。
3. 医療者には安全と確かさを
3-1. 安全な医療の前提となるもの
患者の命に関わる医療。残念ながら、医療事故などのニュースを耳にすることもありますが、安全な医療を提供するには何が必要なのでしょうか?
その答えの一つが、医療者自身が安全であることであること、と名優は考えます。医療者が安全じゃなければ、安全な医療は提供できません。
3-2. 例えば、患者の移乗や体位変換
例えば、新型コロナウイルスの重症患者の呼吸を改善するために、腹臥位療法と呼ばれる患者をうつ伏せにする療法があります。
身体の大きな患者をうつ伏せにする場合、病院によっては看護師6~7人が集まり、力業で体位変換(仰向け→うつ伏せ)をせざるを得ない状況がありました。力業による移乗や体位変換は、看護師(医療者)の腰などに大きな負担を与えます。
実際に、看護師を含む保健衛生業は、腰痛が多い職種として知られています。
3-3. ホバーマットがあれば安全に患者の移乗・体位変換ができる
名優が扱うホバーマットという製品があれば、ベッド上の患者を空気の力で浮かせて、体重を約1/10にした状態で動かすことができます。
医療者にかかる身体的な負担を軽減する事もできますし、6~7人掛かりでしていた業務を半分の人数で行えるようになる。
名優が考える、医療者が安全な医療の1つです。コロナ患者向けのホバーマットの活用については、中日新聞を初めとして全国27紙に取り上げられました。
いかがでしたでしょうか。
今回は、名優のVisionについて、実際の製品も交えて解説致しました。今後は、MissionやValueについてもお伝えしていきたいと思います。
それでは、良い一日を!
優一
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