依存傾向の人を助けることにより依存してしまう怖さ 共依存 介護 中毒者のサポート
あるクライアント様のソウルプラン鑑定の読み解きの中で見えてきたことがありますので記します。
介護やアルコール依存、薬物依存などの傾向を持つ配偶者やご家族をお持ちの方もたくさんいらっしゃると思います。
そんな中、世話をしているご自身のその負担がどんどんと大きくなっていることに気付かず、
しまいにはそのエネルギーに浸ったまま、逆に依存してしまうケースが見受けられます。
本来なら助ける立場であったのに、知らずにそこに縛り付けられ依存させられてしまうのです。
これを共依存といいますが、
そんな人が持ちがちなのが、
自分がやるしかない
自分しかみられる人がいない
自分がやって当たり前
などの凝り固まった意識です。
この意識は、時に共依存を生み出し、後に自分自身を蝕んでいくことがあります。
これは、勝手な思い込みでしかなく、
エゴでもあります。
例えば、自分の親だからといって、必ずしもご自身が面倒をみる必要はありません。
面倒をみないからといって、罰当たりで薄情な行為でもありません。
依存的な人を助けることによって自分もが依存的になってしまうパターンには、
他人の状態をあたかも自分の問題として受け入れてしまうこと
が根底に隠れています。
介護や依存症の方が身近にいる場合、
深いところから見ると、自分でそれを引き起こし、その関係性に引き寄せられている可能性が出てきます。
自らそのエネルギーを
引き寄せている
この場合、後には問題のある方と共に不健全な方向へと移っていってしまう場合があります。
良い状態に方向転換するには、ある一定の距離や時間を保ち、ポジティブに考え、他者からのサポートも積極的に利用することが大切です。
自分との境界線をきちんと保つこと
ここまでは助けるけれど、ここからは自分でしましょう、または、ここは他人に任せよう!と線引き、ボーダーラインをつける。
ご自身の問題ではないと認識することがとても大切。
ご自身に、かなりの疲れが生じ、面倒をみている方への笑顔や楽しい会話が減ってきていたら、それらがサインです。
その関係性を真から見直してみることをおすすめします。
結果的に、距離をとることで、心から健康的に相手と接することができるようになり、お相手からも喜ばれることもあります。
自分自身の軸をキープする大切さ
自分を労わる大切さ
私たちはそれをしてはじめて真に他者を助けることができます。
違う形でのサポートも大切なサポート。
人の人生を背負うよりも自分の人生を大切に。
自分を殺して無理して行うものではないのです。
こちらとこちらで頂きました。
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