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なぜ書くのか
今日はめずらしく雨模様。
2月に入る。真冬の日本ということは、季節は真逆、真夏のオーストラリア。
私の住んでいるブリスベンは、オーストラリアの中でも比較的年中温暖で、晴天が年300日以上と言われている。太陽が似合う街。
だから雨の音が聞こえると、なんかワクッとする。
雨の日は、静かな考え事やボーッとすることがはかどる。
そして今日は「なんで書くんだろう」って、すごいベーシックなことを考えてみてる。
色んなブログをやって、今もやってて、朝はスケッチブックに雑多なことがらについて書く、iPhoneにも言葉をメモしたりする。なのにnoteまで始めてしまった。
なんで書くんだろうね、書かずにはいられない。
noteにいる人の多くは”書かずにはいられない”人が多いんだろうね。みんな、書くのが好きなんだね。みんなはなんで書くの?
私はね、って雨を眺めながら考えてみた。
お気に入りのペンやボールペンで手書きするのも(本日の落書きを添えて)、タイピングも好き。そう、まずアナログ・デジタルともに書くという行為が好きだな。
手書きの文字は味があるし、日本語って美しい。オーストラリアで生活してると、ひらがなもカタカナも漢字も操れるってすごいなって思うんだよ。みんなが読めない、わからない言語を操ってる感はほんとすごい。笑
英語ももっとがんばんなきゃなんだけど。
タイピングは指が踊る。全然踊れず休憩ばかりのときもあるんだけど。
頭の中にある文章が指に伝わって、それがスクリーンの中で目の前で文字化してくのってすごいよね。
もうひとつ書くことの大きな理由は、気持ちや出来事が風化してしまうのが怖いんだと思う。
どんなに思い出の中に大切にしても、気持ちって風化するんだよね。そしてだんだんおぼろげになる。これはどんなこともそうだね。
だから時間が解決してくれることがあるし、時間が忘れさせてくれることもある。
忘れたくても、忘れたくなくてもね。人間はそういうふうにできているから。時間は前にしか進まない。
書き留めておいたことばは、もうちょっと未来になったときに力になってくれたりもする。軌跡がわかったり、過去の自分の思想に、忘れかけてた忘れたくないこと、気付かされることもある。
そして自分だけじゃなくて発信した言葉が、たまに誰かにちゃんと伝わって響いたってのが分かるとき。笑ってくれたってのが分かったとき‥
ほんとに嬉しくなるんだ。
だから今日も書くのをやめられない。
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