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母娘のドタバタ韓国旅行~出国編~

韓国旅行のnote3つ目やのに、まだ日本出てへんてどういうことやねん、
と自分に突っ込みつつ・・・
やっと日本から出れそうだ💦

4年前の初韓国では仁川発の帰りの飛行機に乗り遅れた私。
天皇様が変わり日本は10連休の浮かれ祝福モード。
そんな連休真っただ中で帰りのチケットを手に入れるべく仁川空港を帆走した苦い記憶・・・

母親にそんなことはさせられないので、金浦空港をチョイス!
これなら市内から地下鉄で約20分。
最悪タクシーで向かってもよい。

関空11:00発  金浦13:30着(やったかな)
金浦14:00発  関空15:40着

の航空券を手配した。
パスポートの名前を何度も確認しつつ2時間前には関空に到着するように電車に乗った。
チェジュ航空はターミナル2なので、関空の駅から連絡バスに乗る必要がある。
かなり余裕を見て9:00過ぎにはターミナル2に到着!
幸先の良いスタートである。

自動チェックインで登録を進める・・・
パスポート情報が無事に読み取られ、次は座席指定!
・・・あれ?座席が空いてない!
なんで?おもっきりグレーアウトですけど?
え?まさかのオーバーブッキング?
でも2時間前にきてさすがにそれはないやろ?

などとプチパニックで焦る私💦
スタッフさんに伝えると、そのままチェックインカウンターに行くように伝えられる。
座席がない、なんて初経験で
「飛行機乗れんかったらどうしよう」でフリーズ
カウンターのお姉さんが開口一番
「韓国語か英語は話せますか?」
間髪入れず
「英語話せます!」と私が返事すると。
間髪入れず
「私は話せません!」と母が答えた。
(おいぃぃぃぃ、空気読めぇぇぇ)
と突っ込みそうになるが、嘘をついてもしょうがない。
きっとこれを聞かれるということは
緊急事態にCAを援助することになる非常口近くの座席が空いているということなんだろう。
で、乗るのはチェジュ航空。言語は韓国語か英語、ということだ。

(乗れないパターンかな、これ。
普段の行いが悪かったからやな。
そういやさっきの電車で前に座ってたお姉さん。口開けて寝とって、スーツケースが転がってたんを、そのまま転がってってしまえ、とか悪態ついたからかな。とか考えていると)

「非常口のお席が1つ、通常のお席が1つ、ご用意できます。お席が離れますがよろしいですか?」

韓国に行けるならなんでもよい。
二つ返事で了承すると、TOEICの点数と英検の級を聞かれ、英語の説明書を読まされた。
「これくらいなら簡単に読めますよね~」と若干の圧を感じつつ笑

席を無事に確保し、スーツケースを預けた。
「預入れできないものは中にありませんか?」的ないつものフレーズ。
なつかしいなぁ、飛行機乗るんだなぁ、と感動していると、隣の母が「???」とフリーズ
お姉さんが「ナイフやはさみ、モバイルバッテリーなどは入ってませんか?」と丁寧に聞いてくれる。
(あ、これ全然わかってないやつ、と思い)
私「携帯の充電器、コンセントささへんやつな」と言うと
母「入ってへんよ」
というので、2つ預け入れる。

そのまま保安検査へ向かう。
保安検査場に入り、カゴにカバン、上着、携帯等はカバンから出して入れることを説明した。
そこで母がモバイルバッテリーを出したので、
「さっき聞いてたんコレ。これモバイルバッテリーな。絶対機内持ち込みじゃないとあかんねん。」と言うと
母「え、スーツケースの中入れてんけど」
私「?ここにあるやん。」
母「2つ持ってきて、1つはスーツケースに入れてん、どうしよう」
私(えぇぇぇぇ、さっき確認したやん、コンセントのくだりはぁぁぁ?)と思ったけど、言ったところでしょうがない。
多分モバイルバッテリーが預け入れ荷物に入ってたところで大丈夫なんだろうけど・・・
今回私は非常口の座席である。何かあればCAを援助しなくてはならない。
不安分子はできるだけ取り除いておきたい。
もし万が一、億が一、母のモバイルバッテリーが爆発し、墜落事故でも起こったとしよう(縁起でもないし、本当に何もなくてよかった。)
遺された父親に墜落事故の責任追及でもされようもんなら死んでも死にきれない。

「取りに行こう」
私は母にそう言った。
幸いスーツケースを預けたのは5分ほど前、出発までに2時間はある。
我々は乗れなくても、他の乗客に危害があってはならない。

保安検査場に1度入ったので、入口にいるスタッフに事情を話し、外に出してもらう。母は「優先〇〇」と書いてあるカードを持ってチェックインカウンターへ向かった。
優先~の後が読めなかったのは母が物凄いスピードで走っていったからである。母1人では心配なので付いていこうとしたら、
「お連れ様はここでお待ちください」と制止された。
日本国内やし大丈夫だろう・・・
と大人しく待つことに。

心配だ。「はじめてのお使い」に出ている母親は皆さんこんな気持ちなんだろうか?
とか考えて約20分。入口のスタッフさんが
「戻って来られましたよ」と。

母が走って戻ってきた、そして一言。
「スーツケースの色、白にしといて良かったわ~、白って目立つなぁ」

旅行前日の母からのLINE
「スーツケース買いに来てんけど、白と黒どっちがいい?」
私「白に1票!」

あのときの私、グッジョブ!!


こうして私たちは無事に韓国行きのフライトに乗ることができた!
もし、海外旅行慣れしていない人と飛行機に乗ることがあったら、
「え?そこまで?」ってくらい色々の一緒に確認してあげた方が良いと思う。


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