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どうぞごゆるりと、おくつろぎください

はじめに

 noteを始めて10日ほど。初心者が感じた「noteでよかったこと」を3つ綴ってみたい。

① 焦らないテンポ感がよい

 noteにも「スキ」や「フォロー」があって、Instagram、TwitterなどのSNSと共通の仕組みはあるけれど、noteの焦らないテンポ感がよい。SNSの投稿よりもnoteの投稿にはボリュームがあり、それを見て(聞いて)からのリアクションになるからだと思う。フォロワーが多くて注目されているクリエイターさんの場合は、初心者とは違って秒単位での反応があると思うが、それでもSNSよりもスピード感がゆるやかなのではないだろうか。

  私は5年ほど前、ある分野のオタクをしており、SNSで秒単位で情報拡散していくことを体感し、SNS映えする写真を撮ることに熱中し、SNS疲れを経験し、炎上やマウンティングも身近に見聞きし、2年ほどで「オタ卒」した(笑) その時のSNSの目まぐるしいスピード感を思うと、noteのゆるやかなテンポ感が心地よく感じる
 私の投稿から少し時間が経ってから、誰かが目に留めて「スキ」をくださると嬉しいし、私自身も投稿日時にとらわれず、好きな分野の投稿を楽しみに鑑賞している。

② 書くことで思考回路が整理されていく

 私は、自分の頭の整理のためにnoteを始めた。「いつか誰かが読んでくれるかもしれない」という気持ちでnoteを書くことで、自分一人のためにメモを走り書くよりも、ずっと思考回路が整頓されていくことを実感する。
 日常生活で感じたことを言葉で表現しようとすると、「自分はなぜこのような感情を持ったのだろう」と時間をおいて客観視でき、予想以上に頭と心が整理される。

 一方で、読者を想定して文章を書く時は、自分だけのメモと違って、背景事情を説明するのにも文字数が必要だし、読み手の負担にならない分量を意識するし、自分が書きたいと思っていることの半分も書けていないと感じる。何度かに分けて、のんびり綴っていけばよいのだと思う。

③ ギャラリーの展示スペースを借りているようなワクワク感

 noteでは、文章でも写真でも、自分の好きなように表現できる。自分の頭と心の中をかなりオープンにしており、気恥ずかしさを感じることもあるけれど、リアル社会でのしがらみと離れた場での解放感は格別だ。

 自分の考え方や好きなものが、世の中で「少数派」だと自覚している分野でも、自分の言葉で表現してnoteに置いておけば、いつか誰かが見てくれるかもしれない。もしかしたら、私と同じような「少数派」の人がいて共感してくれるかもしれない。noteは、私の世界を表現した作品たちを、無料で展示させてくれるギャラリーのように感じる。

おわりに

 noteは、焦らずにのんびりとしたペースで、自己表現を楽しめる場だ。発表するまでの過程で、自分の思考が整理されていくのもよい。作品を置いておけば、いつか誰かが立ち寄ってくれるかもしれない、ほのかな楽しみもある。

 私のnoteを訪れてくださった方、ありがとうございます。まだギャラリーの陳列は多くありませんが、どうぞごゆるりと、おくつろぎくだされば嬉しいです(^_^)

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