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『まさかのときの友こそが真の友だ』

【ハリー・ポッターシリーズ】

■イギリス・アメリカ/2001年〜 ■原作: J・K・ローリング■ 出演: ダニエル・ラドクリフ、エマ・ワトソン、パート・グリントほか

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ついにハリポタの記事を書きます!!!壮大なファンタジーで謎が盛りだくさんのイギリス映画ですね。子供が活躍する作品ですが、シリーズすべてを観て内容を理解するのは大人でもかなり難しい(笑)!!それにも関わらず世界中の多くの人を魅了するファンタジー大作。私も長年このWizarding Worldに魅了されている一人です。


★ハリーポッターとは??★

昨今では映画が大変有名ですが、元々はイギリスの女性作家J・K・ローリングの小説です。世界史上もっとも売れたシリーズ小説だそうです。彼女はある日、電車に乗っているときにハリーポッターのお話が突如頭の中に浮かんできたそうです。Twitterの発言が度々物議醸すJ・K・ローリングですが、この壮大な謎めいたファンタジー作品を長年書き続けているすごい作家です。ちなみに、「ハリーポッター」というタイトルは主人公の名前です。

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★全8作からなる物語(映画)★

小説は全7巻ですが(1冊が大変分厚いですが、、、)映画は全8作から作られています。回を重ねるごとに、物語は複雑かつ暗くなっていくので、好きな人とそうでない人は結構分かれていきますね(-_-;)最後まで観るのは本当に長く根気が要るのですが、ラストまで観ないと作品の中にちりばめられた謎の答えがわかりません。シリーズ累計の興行成績は世界でもトップクラスで、日本は世界の中でもファンが多いそうです。

この記事のタイトルのセリフは、3作目の『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』の中でゲイリー・オールドマン演じるシリウスブラックが発したものです。原作の小説にはないセリフで、元々はイギリスのことわざです。アズカバンの囚人はファンの中でも人気の高いタイトルですよね。

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★出演者★

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メインの3人である、ダニエル・ラドクリフ(ハリー・ポッター役)、ルパート・グリント、(ロン・ウィーズリー役)、エマ・ワトソン(ハーマイオニー・グレンジャー役)は、この映画がデビュー作といってもいい感じなのですが、周りを固める俳優陣はイギリス屈指の大物俳優がズラリと並びます。世界的に有名な作品ですが、原作者の意向でメインのキャストのほとんどがイギリス人です。マギー・スミス、アラン・リックマン、リチャード・ハリス、ジュリー・ウォルターズ、ゲイリー・オールドマン、デヴィッド・シューリス、ロビー・コルトレーン、ヘレナ・ボナム=カーター、エマ・トンプソン・・・ちょっとキリがないのでこのへんで。。。

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★どんなお話??★

主人公のハリーは、両親と赤ん坊のころに死別しており、親戚の家で肩身の狭い想いをしながら ❝普通の世界❞ で日々を暮らしていました。11歳の誕生日の日、 ❝魔法の世界❞ から魔法学校への入学通知の手紙がハリーの元へ届きます。

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ハリーはこの魔法学校に入学し、魔法使いになるべく学友たちと勉学に励みます。しかし、彼の両親を殺した闇の魔法使いヴォルデモート卿の存在を知り、彼の学校生活は一変していきます。ざっくり言ってしまいますと、ハリーVSヴォルデモート卿を8作かけてやっている訳です。友人や魔法学校の先生達も、ハリー側の人間もいればヴォルデモート卿に与する者もおり、そこに様々な人間関係やドラマがあるといった感じです。


★見所!!!★

多額の製作費をかけて作られた大作なので、素敵なところはたくさんありますが、やっぱり、ハリポタといえばこの人でしょう!


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アラン・リックマン演じるセブルス・スネイプ

この壮大な物語のキーマンであり、どうにかするとメインの3人よりも人気の高いキャラクターです。原作者のJ・K・ローリングも「もう一人の影の主人公」と言うほどです。私もラストまで観終わった直後、ハリーポッターって結局スネイプのお話だったのでは?と一瞬思いました。スネイプはハリーの通う魔法学校の先生です。黒い服を着ており、不愛想でハリーにいつも冷たく当たっています。教師なのにそんな言い方していいの?と思うほど普段の学校生活ではハリーにキツイ言い方や態度をとっています。しかし、ハリー達3人が本当にピンチになったときはいつも助けてくれる。。。といった感じで、味方なのか敵なのか最初はよくわかりません。

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しかし彼がなぜこのような態度をハリーに向けるのか物語の終盤に分かります。個人的にはアラン・リックマンの低音ボイスにイギリス英語の発音に大変魅了されました(笑)めちゃくちゃ個性的な役なのですが見事に演じているアラン・リックマンすごいな、、、と鑑賞する度に思っていました。

私がハリーポッターで特に感動した瞬間は2つほどあるのですが、どちらもスネイプのシーンです。一つはスネイプがハリーに最後に送る言葉です。

英:You have your 〇〇〇 eyes  

訳:〇〇〇と同じ目をしている

〇〇〇はネタバレになるので伏せています。この〇〇〇が大変重要ですね(>_<)(笑)この時点でスネイプはなぜ〇〇〇と言っているのかわからないのですが、この後数分ストーリーが進むと分かります。なので全部観終わってこのシーンだけ巻き戻して観ました。なんで〇〇〇と言っているのかがわかったうえで、再度このシーンを観ると泣けますね(´;ω;`)

そしてもう一つのシーンは上記のシーンの数分後で、スネイプのラストのセリフです。

英:Always            訳:永遠に

訳はあくまでも映画の日本語字幕です。セリフ単体で観ると何のことなのかわかりませんが、とても素敵なシーンでした。このAlwaysの意味や日本語訳についてはファンの間でかなり意見が分かれているみたいです。このセリフを聞いたときは結構衝撃的でした。個人的にはハリポタの物語りの終着点はここだったと思います。この後ハリーVSヴォルデモート卿だったりハリー達のその後などが描かれていますが、スネイプのシーンが心に残りすぎて作品のラストの印象が薄いですね(-_-)スネイプの生き方を考えると「不器用な人なんだな、なんて寂しい人生なんだろう・・・」という感情と「こういう生き方もカッコいいな」という両極端の気持ちで鑑賞後は心の中が忙しかったですね┐(´д`)┌ヤレヤレ

それと、クィディッチの試合シーンと組み分け帽子のシーンが私的にお気に入りです!クィディッチのシーンは毎回見ごたえがあります!この魔法世界のスポーツであり、ホグワーツ魔法魔術学校の部活動でもあります!サッカーとバスケとラグビーを足して3で割った感じでしょうか(笑)ハリーは入学早々スタメンに大抜擢され大活躍します!

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2作目、3作目と学年が上がるに連れてロンやマルフォイも参戦し盛り上がっていきます!


そして組み分け帽子、、、ハリーたちの通う魔法学校は全寮制のようです!4つの寮があるのですが、自分でどこに入るのかは選べません。組み分け帽子が本人の適性を考慮し決めていきます!生徒たちは入学早々組み分け帽子の洗礼を受けます。

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ハリーは父親と同じグリフィンドールに組分けされました。自分だったらどこに組分けされるんだろうなぁ、、、と子供の頃はよく妄想してましたね(•‿•)希望はもちろんハリー達と同じグリフィンドールです!!希望は(笑)!!



個性的な作品なので観る人を選ぶ作品ではありますが、他の長編ファンタジー大作のスターウォーズ等と比べると、アクション戦よりも頭脳戦といった感じがします。ヨーロッパのオシャレな感じも楽しめますし、どうしてもファンタジー系が苦手な方でなければとってもおススメです\(^o^)/


他にも心に残るセリフがありましたので羅列致します!


何に生まれたのかは重要ではない。       どう成長するかが重要なのだ


歴史上の偉大な人物も最初はみな僕らと同じ学生だったんだ。彼らにできたなら、僕らにもできる


私は私であることを恥じない。


我々にとって言葉というのは尽きることのない魔法じゃ。人を傷つけることもできれば、癒す力もある


一生懸命やるのは大事だ。でも、もっと大事なことがある。自分を信じることだ


もしその人の本当の姿を見たければ、彼が同等の人間ではなく、格下の人間をどのように扱っているのかをよく見てみることだ


自分の直感に従え。それはよいことだし、ほとんど常に正しい


勝負を分けるのはひとりひとりの信念の固さである。


<一言メモ>

ファンタジー系の作品を観るたびに思うのですが、ファンタジーといっても、結局感動するシーンは人情的なところなんですよね(>_<)

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