季節とは、不思議なものだ。 春夏秋冬、日ごとその姿を少しずつ違えながら、そこに暮らすものの記憶を織り込んで、過ぎてゆく。 日々の暮らしの中で起こる、織りきずや織…
「あなた、後どのくらいで着くの?」 「そうだな 、思ったほど道が混んでないみたいだから、30分ってとこかな」 「お父さん、アイス買って」 「はいはい、お昼ごはんの後で…
明眼子
2023年9月25日 21:16
#推し短歌 推しはこの花の顔(かんばせ)甘い声ハマって溺れて 今日もシアワセ
2020年7月17日 23:28
季節とは、不思議なものだ。春夏秋冬、日ごとその姿を少しずつ違えながら、そこに暮らすものの記憶を織り込んで、過ぎてゆく。日々の暮らしの中で起こる、織りきずや織りむらや小さな糸の結び目の様な出来事も、季節という一枚の布が織り上がるための、必要不可欠な要素なのに違いない。だから次の季節がめぐるたび、ふと目にした日射しの明るさに、日陰の色に、一瞬にして記憶を呼び戻されるのだろう。たとえそれ
2020年5月31日 16:07
「あなた、後どのくらいで着くの?」「そうだな 、思ったほど道が混んでないみたいだから、30分ってとこかな」「お父さん、アイス買って」「はいはい、お昼ごはんの後でね」「今日は暑くなりそうね。もう一本飲み物を買 ってくれば、よかったかしら」「園内の自販機か売店で、買えるだろう」「そうね。…あら、向かいから来る車、何かおかしいわね。蛇行してない?」「? …やばい!来るぞ!」「キャ