月乃@多摩地区

在住在勤:多摩地区/アクションしないときも皆様のnoteを読ませてもらってます/梅仕事…

月乃@多摩地区

在住在勤:多摩地区/アクションしないときも皆様のnoteを読ませてもらってます/梅仕事:省エネ脱力派/家事全般:ラクにいきたい/体力:控えめ/クセ:空を見上げると月を探します。

マガジン

  • 知識ゼロから読む『源氏物語』

    素人が『源氏物語』を読みます。素人目にも、おもしろいことたくさんありますよ。

最近の記事

  • 固定された記事

ホーム画面の『フォロー中』のところに出てきてほしいな、と思った方をフォローさせていただいています。 スキは「わかりみ」「おもしろいなあ」「そうなの?」など心が動いた記事にだけ特別に控えめにさせてもらってます。 スキとかフォローのお返しとかは義務感なしで大丈夫ですよ〜☺️

    • 駅から2分、こういう庭が欲しかった――殿ヶ谷戸庭園再訪。

      2月に初めて訪れたときにこう思った。公園って、こんなふうに愉しむこともできるのか。近所だし月イチくらいで通いたい。そして10月、ようやく再訪した。遅い。タイミングというのは、そういうものだ。 霧雨の昼下がり、国分寺駅で時間を持て余した。「そうだ 庭園、行こう」 駅から2分、個人一般150円で中に入ると、雨だからか、体感的には殆ど貸し切りだった。贅沢。傘を広げたり畳んだりするような雨がちな天気で、空はライトグレーに明るくて、すべての色が瑞々しく見える。 ほら、アメリカンチェ

      • chatGPTはシークレットブーツの夢を見るか?

        Bring Your Own AI(私的AI利用) ―― ウチの組織は生成AIを「導入はしないけど、みんな好きにしたらいいんじゃない?」と容認した。全面的なGOサインという訳ではないこともあって、いまの環境ではユーザーは未だに少数派だ。ウチのチームでは私ひとりだけが使っている。 その結果「みんなで使っていきましょうよ!」 と言っていた頃の私が描いていた未来とは、違うところに辿り着いてしまった。 あの頃、私が夢想していたのは、単に必要に迫られてしただけの変化を業務改善と言っ

        • なんで私あの有料記事を買わないんだろう

          雑誌とか本とか読み切れんほど買う。読みきれるかどうかは読むペースにもよるので、速読ができれば全部読めるのかもしらんけど。言いたいことは「テキスト買うのに抵抗無いよ」ってことだ。もちろん青空文庫とかKindleUnlimitedも好きだが、買ったのに読んでない本の総額はもう知りたくない。 だから、noteの有料記事なんかも、同じテキストの販売って考えれば買いそうなもんなんだけど、なんとなくイヤだなあ、と思ってしまうこともある。 課金したときの決め手って言っても、課金したこと

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        • 知識ゼロから読む『源氏物語』
          40本

        記事

          掃除。「ただ」と「ちゃんと」のあいだに。

          掃除をしながら思い出した。ある落語家さんが見習い期間中に師匠の家を掃除していたときのエピソードトーク。「ただ掃除をすればいいってもんじゃない」「ちゃんと掃除をするんだ」と言われたのだという。 うわっ、それ、絶対困るな、と思ったのでよく覚えている。 好きでお願いして通り一遍じゃない関わりを持たせてもらってるんだから、その師匠のことぜんぶ理解したいに決まってる。でもリスペクトしてるそのひとは言語化をしてくれない。 理解できてないから「ただ」やってしまって「ちゃんと」できてな

          掃除。「ただ」と「ちゃんと」のあいだに。

          パーソナルカラー診断、私も納得するのに時間を要した(N=1体験談)

          しばらくルミネで行列ができていた「AIパーソナル診断 PLUS MIRROR」が、今日はそんなに並んでいなかったので、トライしてきた。 パーソナルカラー他の診断は既に対面で受けて、今では結果に納得して受容もしているのだけど、診断ってブレることもあるっていうから、別の結果が出れば「こんなふうに出ちゃった」って思うのも楽しいし、対面時と同様ならば「割とそのタイプの傾向が強いのかも」って思えるのもアリだし、単純にAIのサービスを体験して体感してみたかったのもある。 あと、美容院

          パーソナルカラー診断、私も納得するのに時間を要した(N=1体験談)

          唯一にして至高の方法は無限に生成されるのかもしれない

          たった数秒で美脚になれるダイエット本とか、絶対に儲かる銘柄の情報とか、あっという間に英語がペラペラになる方法というものへの憧れって、不易流行なんだなあ。noteを散歩していたら感慨深くなってきた。 ChatGPTと喋ったら、「銀の弾丸」とか'The only true way'というものは、存在しないと強調されることが多い、むしろ1つの手法に固執する態度を揶揄する場面で使われたりするよ、と返してきた。 内田樹さんの対談本『善く生きるための身体論』から引用しておく。 メリ

          唯一にして至高の方法は無限に生成されるのかもしれない

          運動音痴なのに身体を動かすのは

          どんな大会のどんなジャンルでも、身体能力を競うシーンで1位になるなんて、夢にも思わない。たった6人ずつの徒競走でさえ、ビリになるかならないかの勝負しかなかった。 身体を動かしたほうがいいらしいことは分かっているのだけど、世間ではスポーツでは凄さを目指して凄さを称えられているように思えていて、だったら絶対に凄くなんかなれない運動音痴が身体動かすって苦行に近いのでは? そう思えたのだ。 運動が身体によいとしても、もっと早く、もっと強く、って追い立てられるのは、精神的によろしく

          運動音痴なのに身体を動かすのは

          「精神的に向上心のないものは馬鹿だ」と言われても、もう問題ない

          「精神的に向上心のないものは馬鹿だ」というのは夏目漱石の『こころ』に出てくる先生がKに言った言葉だ。若い頃というのは向上心を持つのが期待されそうだから、そう言われたらダメージを受けないまでも、少なくとも反論しがたい雰囲気が周囲にあったような気がする。でも、前回の記事を書いて気がついてしまった。もうそんなことを言われても大丈夫だって。 たとえば私だったら、好奇心が刺激されるのが一番動きやすい。向上心で動けるひとがいるように、好奇心で動けるひともいる。それだけのことだ。あるいは

          「精神的に向上心のないものは馬鹿だ」と言われても、もう問題ない

          美味しいと言われなくても調理を続けられる理由

          できれば愛に満ちて家族のために料理をするひとになりたかった。あのひとはこの季節になると、あれを食べたがったな。今日は時間があるから、手の込んだ料理をして喜んでもらいたいな。そんな優しい気持ちで料理を提供したかった。夢に終わりましたけど。 自分の作った料理が家族に美味しいと言ってもらえなくても、むしろ毎回毎回ケチョンケチョンに言われたり、ときには被害者ぶられるとしても、家族のための調理は続けられる。必要なのは忍耐力ではなかった。わたしの場合、好奇心だ。 できれば喜ばれたかっ

          美味しいと言われなくても調理を続けられる理由

          もっと楽に字を書けたら

          紙の小さな手帳に手書きでメモを集めている。日々持ち歩いて「こういうの、好きだなあ」「世界にはこんな考え方もあるんだ、何度読んでも新鮮」という抜書や要約を眺めていると、リフレッシュしたりポジティブな気持ちになったりする。 しかし、困ったことがある。たくさん字を書くのがしんどいのだ。持ち方がおかしくて、手にギュッと力が入って、親指・人差し指・中指が痛くなってしまう。 それならばPCやスマホでよいではないか、と試みたこともあるのだけれど、意外と見ないのである。何が足りないのかと

          もっと楽に字を書けたら

          サヨナラ、好きだったコンテンツ。

          「最高か」と思っていたコンテンツを、切り離すことになった。 人生の残りの時間のうちの一定量をぶち込むのにベストなのか? と冷静になってしまったからだ。 楽しいコンテンツだとは今でも思っているけど、視聴者とかファンと思われることが嫌になる未来が見通せてしまった。それに、だらだら楽しむのにはちょうどよいと思っていた冗長さも気になるようになってしまった。コストと楽しさがアンバランスになってしまった。それでも追いかけるほどの情熱は無かった。 いきなり切ることもないだろうと判断保

          サヨナラ、好きだったコンテンツ。

          追いかける楽しみと手放す自由

          追いかけたい対象がいつ活動を休止するかわからないから、追えるうちに全力で楽しむのが良い。好きだったアイドルが突然活動を休止したり、箱推ししていた芸人のひとりが急逝したとき、予想外に落ち込んだ経験がある。大御所の漫画家が、優れた理解者に囲まれているからと読まずに安心していたけれど、彼が亡くなったときに初めてその作品に手を出し、リアルタイムで味わえなかったことを悔しく思った。だからこそ、好きなものは追えるうちに追っておくべきだと感じる。 クリエイター自身は、自分のコンテンツが唯

          追いかける楽しみと手放す自由

          急な腹痛こそ読書のチャンスかもしれない。

          急な腹痛のときも人生は楽しいってことを覚えていたい、そんな願望を持っています。 腹痛は時を選ばない。重要な仕事が控えているとき、あるいは家で最高にのんびり過ごしたいとき、そんなときにも腹痛は襲ってくる。腹痛だけでもシンドいのに「こんなときに腹痛になってしまうなんて」という自責の念がストレスになって腹痛がもっと激しくなりそう。新しくできたドーナツ屋さんで買い食いしたのがよくなかったのかとか、高頻度で急にお腹が痛くなるこんな不便な身体では周囲に迷惑かけるとか、楽しもうと願った昨

          急な腹痛こそ読書のチャンスかもしれない。

          マクラのように生きている

          積読って増殖しませんか? 実のところ、積むこと自体が目的なのでしょうか? そんな筈はないと存じます。いつか読みたい。でも今じゃない。読む気はある。なのに疲れている。 そう言いながら、積読じゃない別の何かは読んでいたりします。電車を待ちながらスマホのweb記事を。ちょっと涼む気で入った駅ナカ書店で運命的に出会う本の冒頭を。note散歩だってそう。そうして何か読めば、別の読みたい本が必然的にやってくるんです。読めば読むほど(と言えるほどの量を読んではいませんが)、積読はもっと高

          マクラのように生きている

          ポッドキャストは片耳で / 学んだこと、影響を受けたこと

          前は両耳で使っていたイヤホンを、最近は片耳で使う。走行中の電車の中で起こった事件のニュースをまだ覚えている。空いている耳は周囲の音を拾うことに集中し、脳内のとりとめないノイズが止んで、感覚がシャープになる。イヤホンに繋がれてる耳は流れてくる音声に集中し、その場にいるみたいに相槌したりツッコミを入れたりする。 いつだったか毎日知らない道を歩く必要があって、警戒するため片耳のイヤホンを外した。そしたら聞くことに集中しやすくなった。N=1の個人の感想です。両耳で聴いていたころ、音

          ポッドキャストは片耳で / 学んだこと、影響を受けたこと