指先に好きをまとう〜【推しの子】編〜

私はお洒落することが大好きだ。メイクはもちろんヘアアレンジなど自己流で楽しんで毎日自分の気持ちを高めている。

その中でも365日欠かせないお洒落がある、それは「ネイル」。毎日のオフィスワークや家事の合間、指先に彩りが加わるだけで瞬時に楽しい気持ちになる。

指先に好きをまとう

「痛ネイル（いたねいる）」という言葉がある。

痛ネイルとは、“痛いネイル”の略称のことであり、マンガやアニメ、ゲームなどの作品をモチーフにしたデザインのネイルアートのことである。

好きなものを指先にまとうことは全く悪いことじゃないし、痛いなんて言葉が付いてしまっていることに対して、個人的には大変残念に思う。指先に好きなものをまとっているのだから、なんなら「好きネイル」でも良いのではないだろうか...。

というわけで、今回は私がやっている「痛ネイル」いや「好きネイル」についてご紹介していきたい。

わたしの「好きネイル」

このネイルは、横槍メンゴ先生の『【推しの子】』という作品をイメージしたものである。『【推しの子】』のロゴや登場人物は一切登場しないのだが、私がこのネイルで意識したポイントが3つある。

①作中に登場する印象的なモチーフやカラーを取り入れる

まず、作品を読み直して印象的なモチーフやカラーを改めてチェックする。

『【推しの子】』では、星野アイ、ルビーやアクアといった主要人物の瞳に星のような輝きが宿っている。そして、星野アイのヘアカラーは紫、ルビーとアクアは黄色がかったハイトーン。また、単行本の表紙を見ているとビビットなピンク色の衣装も印象的だ。

【推しの子】の作品情報、単行本情報 | アル

②そのモチーフやカラーを際立たせるようにベースカラーはシンプルに

①でモチーフやカラーの特徴を洗い出したらベースカラーを決める。

作品によって異なると思うが、今回の『【推しの子】』では派手めなモチーフやカラーが多かったので、それらを際立たせるようにベースカラーは乳白色のシンプルなカラーにする。

③パーツの配置はトレンドを参考に

自分の好きな作品を指先に施すのだから、パーツは好きなように配置しても全然構わないが、個人的にはトレンドを参考にするのをおすすめしたい。

Instagramで「#ネイル」「#秋冬ネイル」などで検索すると各ネイルサロンのデザインを見ることができる。それらを参考にすることでトレンド感もあるネイルに仕上がる。

さりげない好きをアピールして

こうして完成したのがこちらの『【推しの子】』ネイル。

使用したアイテムは以下の3アイテムで、ベースにポリッシュを塗ってパーツをのせるだけのとっても簡単な工程で完成する。

キャラクターやロゴが爪にドーンと描かれてるデザインも素敵だが、こうして一見普通のネイルデザインに見せかけてわかる人にはわかる...。そんな「好きネイル」が私はとても気に入っている。

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生活の中でふと目に入るネイルは、いつだって私たちの気持ちを明るくしてくれる。

いつものネイルに少しだけ工程をプラスして、あなたの「好き」をまとってみませんか？