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16年の時を経て戻ってきた『ドラゴン桜』時代が変われば勉強方法も変わる

2005年に放送されたドラマ『ドラゴン桜』を覚えているだろうか。

原作は同タイトルの三田紀房先生のマンガであり、落ちこぼれの生徒たちが東大合格を目指し、弁護士・桜木と彼が率いる個性豊かで効率的な勉強方法は社会現象を巻き起こした。

あれから16年後...。今年の春、なんと『ドラゴン桜』が戻ってくるのだ。原作は三田紀房先生の『ドラゴン桜2』で、ドラマ版のタイトルはそのまま『ドラゴン桜』となっている。

今回の一番の見どころは、16年前に東大合格を勝ち取った水野直美が今や弁護士となり、恩師である桜木と共に龍山高校の東大受験に尽力しているところだ。

当時は、自分が東大に合格するだなんて夢に思わなかった彼女。けれど、大人になって再び母校に戻り、東大受験を控える学生たちのサポートにあたっているとは一読者、またはドラマ視聴者からすると感慨深いものがある。

そして、彼女と同じくらい注目したいのはドラゴン桜2』で描かれる新たな勉強方法だ。原作では、受験生にとって相反する存在とも思えるTwitterやYouTubeが勉強に必要なツールとして登場する。

さらには、前作の『ドラゴン桜』ではセンター試験だった受験方法が、2020年度からは大学入学共通テストへと変わっている。時代が変われば受験も勉強方法も変わる...。今年から始まったこの未知なる試験に対して弁護士・桜木はどんな勉強方法で立ち向かうのだろうか。

「勉強」という行為は、受験生に限らず何か目標を持った時に必ず必要になる。15年前に『ドラゴン桜』に熱狂した人たちにとっては、受験なんて一見無縁だと感じてしまうけれど、弁護士・桜木が生み出す革新的な勉強方法は大人になった今でも注目したいところだ。


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