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実はお庭もきれいになってるよ。DAY6

家の中があまりにもやることが多くて、お庭にはあまり触れていなかったけれど、実はこのうちのお庭は、

草ボーボー、雑木林だった。見よ、この黄金の稲を。

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10月だったから、草の中をかき分けていくことができたけど(虫的に)、それでも家族の中で一番虫に刺されやすい次女くりちゃんは、ブヨに刺されて足がボンと腫れて医者に診てもらった。ひと月ずれていたら・・・考えるだけで恐ろしい。

以前、草刈機の話をnoteに記したけど、最初の頃は家の中の残置物と戦っていたから、それどころじゃなかったので、姉妹がマイ道具でまずは道を作っていた。

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子どもは、道具の安全な使い方を教えるだけで、あとは想像性と創造性でずんずん突き進んでいく。こういう時は、何も言わない方がいい。無理に褒めもしない。「へえ!」というだけで、楽しそうにやる。実に、面白い道を造った。

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三叉路の真ん中をローターリーにするとは、やるもんだね。

そして、ガーッと機械で刈るわけだけれど、私たち夫婦にそれ以上のことをする時間と余裕がない。そこで、私の父と母の出番。かつて、うちの実家は山にあり、100坪以上もある庭があった。そこで宿泊業をしていて、彼らがきれいに管理していたのだ。私が覚えている限り、芝はいつも青々として、紫陽花やブルーベーリー、グミの木や芝桜、もみの木、山椒、白樺、あらゆる植物やハーブがあった。この荒地を所有した今思えば、あれは相当管理されていた、とわかる。彼らは今はもう引退して都会に小さな庭を持って暮らしている。でも、このボーボー事件を見て、何かに火がついたのだろう。父は首にタオルを巻いて鎌を持ち、母は剪定バサミを握り、かつての姿を彷彿とさせながら、猛烈な勢いで庭いじりをし始めた。機械では刈りきれなかった部分の雑草、沿道の雑草、無惨にのびたバラの枝、なんの趣もない枯れた雑木たちをいっきに刈っていく。家人の意見など聞く様子もなく、ひたすら剪定している。

うちの看板樹木になるであろう樹も、妙にスカッとしてしまった。私はノコギリを持ってきてここを切れ、と言われるがまま、ギコギコと切る。

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あとは、そう、何でもかんでも、やればゴミが出る。今、この家において全てがそう。山のように積まれた枝を、処分する日が来るだろう。しばらくは、放置の刑だ。自治体のごみの出し方を研究せねばならないから。

でも、結婚して11年間ずっと夢に見た庭。雑木林だろうと、ブヨがいようと、私たちの庭なのだ・・・!今まで玄関のドアを一歩出たら、共有の廊下で、狭いエレベーターに乗って、コンクリートの道路に出る生活だった。ここは、木屑や土や虫をポイポイ外に出せて、ワーっと走れて、なんと自由な空間だろう。

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いつか、この庭の芝が青々としてクリーピングタイムが石に沿って這い、大切な友達からもらったレモンの樹が実ることを夢見て。

まずは今日も内装を頑張る。

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引き続き、スタイロをカットして、隙間を埋めていく。床の間跡と押入れ跡には隙間がいっぱい!中に手を入れるとスースー冷たい。これは、埋めねばストーブの熱が逃げていく!いっきにやる気が出て、昨日の失敗から学んだカット術でズンズン切って埋めていく。Youさんも苦戦してなんとか全部捨て貼りが終わった。終わりそう・・・?微妙なところで今日は終了。

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あんこは木屑と戦っている。黙々とホウキで掃く。

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くりちゃんと私は、防水シートを同じように貼ったとなりの部屋の床に、角材を並べていく。Youさんが作業しやすいようにね。

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いつの間にか、競走して遊んでる。仲がいいんだか、悪いんだか。そういうもんかね。

今日もお疲れ様。今夜のご飯はお昼食べたらなくなっちゃったから、どこかで食べて帰ろう。近くに美味しい定食屋さんがあったね。昔デートでYouさんと入ったら、サーファーがたくさんいて、プレートにチキンカツとキャベツが山盛りのってたとこ。あそこに行こう。私はくりちゃんと半分こしよう。あんことくりちゃんは、ハンバーグ定食。Youさんはミックスフライ定食。そんなにエビフライ好きだったっけ??子どもたちがエビ好きじゃないから、作ろうと思ったことがなかった。

今度作ってみっか。気が向いたら。(たぶん、向かない)

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