揺らぎと燃え尽き症候群
無職期間を経て、先日、無事に再就職をした。(パチパチパチ、拍手)
といっても、契約社員なので、腰掛け程度の気持ちでいる。悪いところではないが、長居していいところでもないだろう。
(だって、賞与も、退職金もなくて、基本給も低いのだから)
そんなわけで、求人情報を定期的に見ている。すると、わたしを呼んでいるような求人があるではないか。
とある分野のとある事業の新規立ち上げメンバー募集中。それはわたしの専門分野だ。しかも、最大手!
これは呼ばれている!
びびっと運命を感じたよ、わたしは。
でも、その求人をスクショするわけでもなく、Safariを静かに閉じた。
おそらく、仕事としては超面白いはず。でも、新規立ち上げは激務だ。軌道に乗るまで、何年もかかる。やりがいはある。給与も悪くない。
しかし、また、バーンアウトしては意味がない。採用されてもいないのに、燃え尽きる自分を想像してしまった。
ちなみに燃え尽き症候群には三つの特徴がある。以下の記事がわかりやすかったので引用する。
前の職場にいるとき、この三つの症状がすべて現れていたように思う。今更ながら、自分のことなのに、よくわかっていなかった。
疲れ果てて、終わらない仕事をしていたとき、コンビニの店員さんに悪態をつきそうになったことがある。今、考えると、当時の自分は異常だった。理性で何とか、抑え込んだという感じで、一歩間違えれば、頭のおかしい情緒不安定なクレーマーになっていた。
そのような経緯もあり、もう、仕事に命を燃やすのはやめよう、と思っている。命をエネルギーに使うと、必ずどこかで、ガタがくる。
今は再就職をして、調子がよくなったような気がしているが、「気」だけなのだ。まだまだリハビリ中と考えたほうがよい。
もう一度、無理をして、次に倒れたら、回復には今回の比ではない時間がかかりそうな気がするのだ。(単なる予感なのだけれど)
もし、縁があれば、その求人をまた見かけ、導かれるように履歴書を送るに違いない。今は、そのときではない。
今はちゃんと生活をすることが目標。次は、余暇の充実。その次が仕事だ。そのぐらいの順位に仕事を位置づけていると、何だか心が軽くなってくるから不思議だ。
仕事に疲れている方、なんとなく燃え尽き感のある方は、三つの症状が現れていないか確認してほしい。そして、症状に苦しんでいたら、専門医に相談してほしい、と思う。体の痛みにはすぐ気が付いて対処するのに、心の痛みには何もしない、というのは、やはり危険なことなのだと思う。
燃え尽きて、その燃えカスで大爆発をして、無職を経験したわたしの言葉を信じてほしい(笑)
チップをいただけたら、さらに頑張れそうな気がします(笑)とはいえ、読んでいただけるだけで、ありがたいです。またのご来店をお待ちしております!